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7度目の接種

2023-12-20 17:35:15 | 健康・病気
午前中に7回目のコロナワクチン接種を受けた。駅前の会場に行くと以前とは様子が違っていて、普通の保健所の受付みたいだった。というか普通の保健所だった。冷静になって見回すと受付の左端に接種会場はこちらという矢印があった。矢印に従って行くと今までより一回り小さい会場にコロナ接種会場の受付が見えた。

受付を済ませ待合会場に行くと10人足らずの人が座っており、折畳み椅子に座る間もなく直ぐに呼び出された。1週間前に「80肩」の治療を受けて接種時期を延期したが、今日が無料で市が対応してくれる最後の日だった。

高血圧と肩痛の治療を受けていると申告したが、若い医者は軽く聞き流して直ぐに看護婦さんが接種した。彼女は左肩の1週間前に貼ったシールを見て直ぐに剥すべきと言い、その場で剥してくれた。今日の接種後のシールも夕方には剥せと言う。明確な指示で助かった。

接種後15分様子見の為に控室で待ち解放された。出口で係の女性に「前回より接種する人が減ったね、2-3割しか接種してる人がいないのでは」と思い付きで言葉をかけた。私はいつも物事をオーバーに捉えて言う傾向がある。彼女は「そんなに少なくないはず」と曖昧に応えた。

私は言い過ぎたかもと思い、「3人家族の我が家では接種したのは私だけなので、ついて3割と言った」と訂正して彼女を笑わせた。家内は副作用が出たので接種を控えたと説明すると、彼女は納得して頷いた。息子とはコミュニケーションが無いのでと言って笑わせ会場を出た。

会場を出ると散歩を兼ねて新小金井街道を通り競馬場経由で帰宅した。天気予報は真冬の寒さだと報じていたが、日差しが強くそれ程寒くなかった。途中で可愛い子犬連れの品の好い老婦人に声をかけた。話のきっかけは殆どの場合は「犬」か「幼児」が「可愛い」がキーワードだ。

話が弾み彼女は積極的に自分の病気のことを話し始めた。腰をさすりながら「1カ月前に圧迫骨折をして大変だった」「それって背骨ですか?」「そう、すごく痛くて寝返りすら打てなかった」私も筋の石化で肩の痛みで大変だったと言いかけて止めた。

「実は僕も身体の調子が悪くまだ治療を受けてます。だけど、この歳になって健康ネタの話ばかりやるのは何か厭ですね。お大事に。」と言って別れた。話しかけたのに失礼で申し訳ないと思ったが、余りにもタイムリーに似た者同士の健康問題の交換で慰め合うのは厭だった。

帰宅して自宅で仕事をしている息子と一緒に昼食をとった。息子は家内よりワクチン接種の副作用が酷く案内を受けても接種してないという。一度ならず聞いたはずだけど私はすっかり忘れて、何度も家内や息子に接種を勧めた。私は認知症というより記憶喪失症かも知れない。■

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