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恩知らず日本人

2019-06-19 16:52:43 | ニュース
大阪府吹田市の交番前で刺されて意識不明の重体だった警察官が手術を受け快方にに向かっていると報じられ、救われた気持ちになった。吹田市千里山交番前で襲われ古瀬巡査の左胸の刺し傷は肺を貫通し心臓に達する、意識不明の重体だったという。

今回は被害に遭った巡査の容態を案じる声があちこちから起こり報じられた珍しいケースだった。というのは従来、警察官や自衛隊員が任務を果たしている時に事故が起こった時、彼等を非難する声ばかり聞こえて来たからだ。私の感覚から言うと、それは非人間的で恩知らず行為だった。

彼等が体を張って国民の為の任務を果たしているのに、近隣住民の不安の声のみを伝えるマスコミの報道姿勢が不公平を越えて不愉快に聞こえていた。例えば自衛隊の戦闘機が墜落した時に住民の不安の声があるのは理解できるが、同時に飛行士の安否を心配する声が無いのは非人間的だ。

事件や災害が起こった時は警察官や自衛隊員に当たり前に支援を期待する。彼等は危険な仕事も体を張って対応する。だが、時に必ずしも全て上手く行くとは限らない。時には彼等が犠牲になることもある。それが仕事だから文句も言わない。飛行士の安否を案じる声など聴いたことが無い。

だが、我々国民は彼等の仕事に感謝し、不幸にも事故に遭った時は民間人と同じように彼等に対しても同情する声が湧きあがり全国に報じられるべきだ。日本人はそんな恩知らずなのか、或いはそういう声はマスコミが意図的に報じないのか。その意味で、今回重傷を負った警察官を案じる各方面の声が何度も報じられて救われた気がした。■

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