かぶれの世界(新)

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不必要は堕落の母?

2019-06-16 20:29:59 | 日記
去年に続き頭痛の種だった実家の田畑の手入れの必要がなくなった。それまでは5月頃から勢い良く伸びる雑草の手入れをしないと、必ずご近所からクレームがつく緊張感があった。一昨年秋クレームの対象となる山林田畑を売却し、最大の頭痛の種がなくなった。

昨年は売却した不動産がどうなるか気になって時折チェックしていたが、今年は最早他人の物と全く気にならなくなった。もちろん他にも田舎での生活の為にやらないといけないことはあるが、やらなくても他人に迷惑をかけクレームを受けるようなことではない。

嫌な農作業がなくなり気にが楽になったというか、気が抜けたみたいになった。するとこの頃は農業だけでなく何に対してもやる気が失せ、緊張感が抜けてつまらなくなって来たのだ。気が抜けると体に力が入らない。今まで楽しみにしていたことまでそうなる。

必要は発明の母をもじって「不必要は堕落の母」だと思う。今回4月に田舎に行く前に家内がいみじくも言った。私の老化が進み体力が続かなくなったのを見て、「お父さんも田舎に行けるのも、後何年も続かないでしょう。」

その時はそういう時がいつか来るだろうと漠然と思っていた。だが、明日72歳を迎えるにあたって妙に実感として迫ってきた。そして絶対に何とかしなきゃいけないと精神的な圧力を受けるのも悪くはないと思った。頭痛の種を解決したらしたで、新しい頭痛の種を求めるなんておかしい。耄碌したのだろうか。■

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