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青色申告への道(1)

2024-12-03 18:06:19 | 日記・エッセイ・コラム
昨日は税務署と青色申告会への短い距離の間を終日行き来した。朝10時半に家を出て青色申告会ビルに行き、予約していた40分の青色申告作成の指導を受けた。フロアは一対一の指導を受けられるよう狭く区切られ、机を挟んで指導員と私が座り持ち込んだ資料を提示し指導を受けた。

私は今年2月の確定申告時に従来自分でやった申告書作成に手間取り、税務署で助けを受けて何とか提出出来た。その数か月前に偽痛風で田舎の病院に入退院し、体力が衰え認知症でボケが進み申告書作成に助けが必要だった。この1-2年の間に記憶が酷く曖昧になった。

申告書提出後に次年度から青色申告会に加入を勧められて加入した。私は少額だが相続した田舎の土地を地場産業に貸し、所謂不動産収入があった。青色申告に変更した結果、私は喜寿を過ぎて税制上は事業経営者になったと喜んだが、何をすべきか全く分かってなかった。

ということで今月から税務署の近くの青色申告会での指導を受けることになった。しかし、この年で青色申告に変更するのは中々面倒で、出来たら白色申告に戻したいという気持ちも残っていた。だが、私は最近物忘れが酷くなり認知症がもっと進むのは間違いないと思い直し、今のうちに確定申告作成の手助けを受ける仕組みに参加すべきだと決めた。

予約した時に前回の確定申告書を準備するよう言われたが、生憎今年2月に税務署の助けで作成した申請書は初めてスマホで作成したもので保存してなかった。加えて住宅ローンの補助に関する通知一式のコピーも必要と言われ、合わせて税務署でコピーを取って来いと指示された。

帰宅して昼食後に保存資料を探したが見当たらず、直ぐに税務署に赴き総合窓口で今年の申告書のコピーが欲しいと申し出た。ところが、コピーを取るには手続き上お金がかかる上に1か月かかるので、スマホ写真を取るよう勧められた。住宅ローンの「書類一式」では論外で、具体的な書類名を指定しろと言われ書類の申請書類を渡された。私はどうしていいか分からなかった。

そこで、取り敢えず青申(税務署は青色申告会を青申と略称)に確認に行くと、午前中の担当指導員は別の予約を受け付け指導中だった。受付にスマホ写真でも良いか聞いたが明確な答えはないものの、取り敢えず税務署でスマホ写真を撮って貰うことにし、再度税務署に戻った。

税務署に戻りスマホ写真撮影の申請をすると、暫くして呼び出されると受付の奥の方から署員が書類を持って現れた。どうもコピーを取っていたようだ。何とバカバカしいと思ったが黙ってコピーのスマホ写真を撮った。直後に、撮影許可を受付てくれた女性が署員に住宅ローンの件について聞いてくれ、彼は写真を見て住宅ローン補助は加味されていると教えてくれた。

その返事を確認して私は再度青申に戻り、対応してくれた受付の手が空くのを待ってスマホ写真を見せた。求めに応じて青申あてのメールで写真を送信し、彼女はメールを確認しプリントアウトした。だが、写真のサイズが異常に大きく役に立たなかった。結局1月予定の2度目の指導日にスマホデータを指導員に見せて対応してくれと言われて、昨日の仕事はやることが無くなった。

青申の事務所の外に出ると4時半過ぎで、外は薄暗くなり始め西の空は美しい夕焼けが見えた。昨日は一日中確定申告の準備のために税務署と青申を行き来して過ごした。だが、対応してくれたのは税務署も青申も全て女性で、皆やる気を失わないよう優しく接してくれて私を助けてくれた。遠回りして自宅に戻った頃は日が沈み5時半だった。

次の指導日は来年1月で2024年の関係資料を全て揃えて申告内容を確認し、その次は多分2月に最終的に確定申告書を作成し提出することになるのではないかと思う。一昨年までは全ての作業を1日仕事で済ませた。だが、後期高齢者となった今は白だろうと青だろうと出来そうもない。■

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