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民進希望の三流ドタバタ劇

2017-10-02 19:05:22 | ニュース
この数日の民進党が希望の党に合流する動きについて、全体を俯瞰すると3日前に「リベラルの敗北」だと指摘する記事を書いた。それに対して当然のことながらリベラル派の反発が表面化し、報道によれば今夕枝野氏が新党「立憲民主党」結成を表明したと報じられた。私は動きは正しいが遅きに失したと思う。

事前に報じられていた希望の党の政策を考えれば、民進党リベラル派の政策は全く逆の主張であり元々一緒にするのは無理がある、小池知事の「さらされ受け入れるつもりはない」発言は至極尤もだと考える。真逆の主張をする人達が同じ党内にいること自体、一体国民にどう説明するのか。

「全員受け入れられないとは話が違う」とクレームする民進党は、私に言わせると「政治を何と心得るか、恥を知れ」だ。その点、枝野氏の新党結成表明は正しい判断だった、小池氏の政策は前から分かっていた訳だから、こうしたバタバタを経ることなく最初から新党結成に向かうべきだった。

幾ら尤もらしいことを言っても、「政策後回し、選挙最優先」だったことは見え見えになった。芸人がリードする政局ニュースショーやタレントが司会するの下ネタニュースショー報道も国辱ものだ。政権担当を決める総選挙がこんな恥ずかしい展開になるのは政治家の問題だけではない、マスコミと視聴者も三流で恥ずかしい。

今日のファイナンシャルタイムズ(FT)は、日本は政治家個人ではなく政策を論ぜよと政治の基本のキを報じている。なんでこんなことを外国のマスコミに指摘されなきゃならんのだ。恥ずかしいったらありゃしない。■

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