標高600メ-トルの閼伽井嶽薬師寺の桜の一枝。四月の下旬にさしかかって、咲き出した。桜の種類も、多々あり、標高の高さもあり、これからが、見ごろになるという。一枝の先は、下界だが、薄曇り空、もやっていた。ひと月ぶりの写経だった。寒いかもと思っていた通り、寒かった。写経中は、そのことに追われて、寒さもさほどではない。写経が終わって、お茶をいただいた。そこにあったスト-ブにへばりついて、暖をとった。写経をやってみっかぁで、はじめたので、まだまだ、経のありがたさはわからない。なれている人は、早々と終わっている。なぞり書きでない写経を、いつの日にか、書き上げてみたい。