八十路徒然なるままに

すざまじきものにして見る人もなき月の寒けく澄める、廿日のあまりの空こそ、心ぼそきものなれ。徒然草より

閼伽井嶽薬師の庵の門

2013年08月17日 23時25分07秒 | Weblog
本堂にのぼる石段の中腹で、パチリ。自然のままの素朴な味わいがある。晩夏の木々の緑が鮮やかだ。写経場は、四方の障子が開けて、谷間から、木立を吹き抜けた風が、肌に心地いい。蚊遣り線香の煙は、涼しい風で匂わない。下界とは違って爽やか。蝉の声が、にぎやか、蝉しぐれか。そこで一句。「冷風や 写経場で聞く 蝉の声」。お粗末。
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