写経会で、行った時にカシャッと撮ってきた。移りゆく季節を、ちょっと楽しめた。ものの本を、ぺらぺらとめくっていたら、「奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿のこゑきく時と 秋はかなしき」と、古今和歌集にあると 読んだ。そんな風情を感じた。和歌の解釈は、あるのだろうが、スカスカの脳では、とても無理と、自覚をしている。まあ、すぐに思い浮かぶのは、「秋の夕日に 照る山もみじ 濃いも薄いも 数ある中に 松をいろどる 楓や蔦は 山のふもとの 裾模様 渓の流れに 散り浮く紅葉 波にゆられて 離れて寄って 赤や黄色の色様々に 水の上にも 織る錦」と、口ずさみ歌う。