退屈まぎれに、復刻本の、棚を眺めていた。取り出して、本を開いてみた。ぱりぱりぱりと、ページをめくると音がした。読むときは、別の本にする。復刻して刊行されたのが、40年前と、奥付けにある。初版本の復刻なので、紙の色は、薄茶いろ、活版文字も、味わいがある。現世は、電子書籍が、全盛なのだろう。スマートホンも、タブレットも、持っていない。そんな、やっかみ半分で、装幀のを見るだけでも、うれしいと、載せた。ちょっと、斜め読みしたら、難しい。心、落ち着けて、集中して読まないと、駄目だぁと、自嘲している。
画像は、福島民報の記事を、カシッヤとした。かれこれ、20年前になると思う。当時、遠戚で見つかった。それを、当時、元気だった叔父が、つてを頼って、映画会社に、修復を依頼をした。見つかった時は、フイルムが、ぽりぽりと切れてしまい、映写はできなかつた。当時、応急に修復をして、試写をして、公的に保存をするか、しないか、試写をすると、叔父から連絡がきた。史的価値があるのか、撮影のプロが見てどうなのか、地形の変形が、なにかの参考になるかとかで、専門分野の方々、十数人が、試写をみたと記憶している。その後、公的に、保存はしないと、いうことだつたと、叔父から聞いた。見た映像は、忘れてしまった。映像フイルムを、提供した方とは血縁はない。しかし、叔母が嫁ぎ、早くして亡くなってしまったという、遠戚を思いだしている。