八十路徒然なるままに

冬枯れのれしきこそ、秋にはをさをさ劣るまじけれ。汀の草に紅葉の散りとどまりて霜いと白うおける朝ーー。徒然草より

花七日

2016年07月12日 20時49分15秒 | Weblog
画像は、ばあちゃんの二年前の百歳の、お祝いのときに、いただいた花。二年が経て、水やりしかしていないのに、咲いた。ことわざに、「花七日」と言うのがある。意味は、なにごとも盛りの時期は、短いことのたとえ。花の数は、すくないが、二週間も咲いている。在宅介護中のばあちゃんは、あとひと月で、百二歳になる。認知症の悪い状態になってしまうと、感情が、唯静まるのを待つしかない。すまし顔をしている、平常の時は、意味がとれないが、おしゃべりをする。いまのところ、元気でいる。102年生きているのかぁと、しみじみと、思っている。
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