八十路徒然なるままに

すざまじきものにして見る人もなき月の寒けく澄める、廿日のあまりの空こそ、心ぼそきものなれ。徒然草より

おんこちしん

2017年06月27日 19時58分34秒 | Weblog

仕事をしていた時は、旧暦で、季節の巡りに、たどり着いた。一番のことは、「小林弦彦」著の、旧暦の考えを、知ったことだった。当時は、日々の気温を、グラフにしてみると、分からないことが、多々出てきた。疑問を解決しようとしていた。最近のブログのなかから、旧暦に関したのを、拾い出して、小冊子にする。その表紙の一箇所に、画像を縮小して載せる。あれこれと、書いてみたが、どとのつまり、三回目に書いたもの。「温故知新」の意味は、「前に学んだことや、昔の事柄を、もう一度、調べなおしたり、考えたりして、新たな道理や、知識を見出して、自分のものにすること」と、新明解の辞典にある。

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おしゃべり

2017年06月27日 15時55分06秒 | Weblog

96歳のころ。「おしゃべり」と題して、百歳の記念誌に綴ったもの。「おしゃべり」。 たまーぁにベットから、人恋しく呼んでいる。夕ご飯の介助をしながら、おしゃべりをした。月に一度、往診をしていただいているお医者さんが、入院をした。そのことが頭にあったのか、「先生が入院しちゃつては、しょうがねぇなぁ」。「お医者さんなのに、なんだっぺえなぁ」。「なんの病気なんだっぺぇなぁ」。「見舞いやったのがぁ」。「「八十になったのがぁ。まだ、若けぇのになぁ」。「おれは、九十六だぁ。七、八、九、百だぁ。四年ちゅうのは、たいへんだなぁ」。「四年、生きられんのがなあ、手術してくれた先生は、百まで大丈夫だと、言ってたなぁ」。「百まで生きっとご褒美もらえんのげぇ、ほおぉ、なにもらえんのがなぁ」。ちょっと寂しげ。目をつむっているときは、何かを考えているようだ。と、載せた。最近も、おしゃべりをするが、なにをはなしているのか、分からない。

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かぁーちゃん、いねぇのがぁ

2017年06月27日 15時31分33秒 | Weblog

画像とは違うこと。脳梗塞になったころ。百歳の記念誌に、「こらぁっ、あぶねぇ」の題で、綴ったもの。「こらぁっ、あぶねぇ」。盲目のピアニストが、演奏をしているのを、まじまじと、顔をつきだすようにして見ていた。まばたきもしないで、首をかしげながら、「あの人、ちょつと、おかしいょ」って。「アメリカ人かなぁ」。顔がアップになったら、「ああっ、どっちもだぁ」。両方とも、見えないと説明すると、「かあちゃんいねぇのがぁ、かあちゃん、なにしてんだぁ」と、テレビに声をかけていた。テレビのなかの、ピアニストを不思議そうに、納得がいかないように、まじまじと見ていた。そこえ、孫が歯ブラシをくわえたまま、「ばぁちゃん」と、顔をだしたら、「こらぁ、あぶねぇ」と、大声で。くわえたままなのを、また、ちらりと見て、「゛こらぁ、あぶねぇって、いってんだぁ」と。そのあとも、不思議そうに、演奏を見ていた。「終わったら、お医者さんに行くって」と、聞かせると、「んだらいい、大丈夫だぞう」と、テレビに話しかけていた。「医者にみてもらえよぉ、入院すればなおつかんなぁ」と。ピアノ演奏が終わって、「あの人、お医者さんに、行ったよ」と云うと、ようやく納得をしたようだ。不適切な文言、ご容赦下さい。

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いつまでか。

2017年06月27日 15時07分09秒 | Weblog

百三歳の顔になっている。いつまで、元気でいられるかなぁと、思っている。以下は、102歳の記念の冊子に、「肌寒い日」の題で、綴つたもの。「肌寒い日」。定期の診察が終わり、タクシーを待っていた。足先が冷たいゆうだ。すねを触ると冷たい。ひざ掛けを、すねに巻いておいたが、冷たい。寒い季節は、靴とズボンの裏側に、ホッカイロを付けてておいた。「家ちゃ帰っぺぇ。家ちゃ帰っぺぇ。炭ぃ、真っ赤ちっかにもやして、温ったかくして、寝んのがぁ一番だぁ。炭ぃ、真っ赤ちっかに、赤くしてだぞぉ」。 家にもどり、ベットを温め、パジャマに着替えして、寝かせた。肩まで、温く温くと温まり、すぐに寝息になった。と、載せた。

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今日も元気

2017年06月27日 14時48分01秒 | Weblog

画像は、前にも載せた。昨年、102歳の記念の小冊子に、載せた。魔物にとりつかれ、ときどきあばれだす。長い時間 もがき 苦しむ。そんなとき 看護、介護、入浴で お世話になっている方に ご迷惑をおかけしております。なんとかしようと、試行錯誤と、暗中模索で、八年が過ぎました。百二歳の 節目を越し 不安がつのってえります。でも 今は 家族ともども 人事天命の 心境です。と書いた。今年も、八月になると、103歳になる。記念の小冊子を、作るかなぁとしている。

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