山内僧侶総出仕し、「大般若波羅蜜多經」六百巻を転読する法会が、執り行われた。
杉木立ちに、夕闇がせまり、万燈が灯った。幻想的な深山幽谷は、静か静か。万燈は、「万霊供養」が行われる時に、灯されるという。
柴と護摩木を積み上げて、点火。この燃えたあとの、炭火を並べ、修験者や檀信徒、参詣者が、素足で歩く、火渡りの行になった。柴の煙りは、風に乗って、参詣者にふりかかり、ご利益、ご利益。
今月はじめの、赤井嶽薬師常福寺の、夏大祭りの、一コマ。一連の祭りの行事のなかに、山伏問答がある。問答そのものは、はなれた所に居たので、聞きとれなかった。山野に起き臥して、修行する、装束なのだろう。
フォロー中フォローするフォローする