日中、小春日和ではなく、暑いほどだった。街中の緑地公園は、落ち葉のじゅうたんのようだった。車道は、吹き飛ばされて、道端に枯れ葉が、積もっていた。木枯らしでも吹けば、何処かえ、飛んで行ってしまうのだろう。ちょっと、唄ってみっかぁ。「こがらし こがらし さむいみち たきびた たきびた おちばたき 「あたろうか」「あたろうよ」 そうだんしながら あるいいてく 」。こがらしは、晩秋から初冬にかけてふく風。枯れ葉が積もっているのだから、まだ、木枯らしは、ふいていない。今月の十五日は、旧暦の、10月1日。陰暦十月の異名は、小春という。本格的な冬は、来月の中頃になるのかも。