在宅介護中のばあちゃんが、服用する薬を、調剤してもらっている薬局から、いただいた。正月には、お屠蘇を飲むと、聞いていたが、飲んだことは無い。説明文によると、長寿をはかる。年始客には、必ずすすめる。病、まだ病まざるうちに、是を治す、とある。材料は、山椒、果皮、桂皮、みかん皮、桔梗根、浜防風、おけらの茎葉。それぞれに、薬効があるのだろう。みかんの皮は、内側の白い筋は、血圧を下げる働きがあるという。「おけら」は、一文無しのこととだと、覚えていた。でも、「おけら」という薬草があると知った。利尿、健胃薬になるという。山椒は、七味唐辛子に入っている。胃液の分泌を盛んにする。回虫駆除の働きもあるとゆう。内臓の新陳代謝で、体の中の清掃するのだろう。そもそもは、唐の時代のお医者さんが、流行り風邪の予防のための薬として作ったのを、年末に贈呈したのが、始まりで、旨いと評判となったのが、続いていると読んだ。延命長寿を願うというのだが、ばあちゃんには、飲ませない。新年になると、107歳を目指して、生きる。本音は、もう、十分に生きている。107を、目指しての介護が続く。