八十路徒然なるままに

すざまじきものにして見る人もなき月の寒けく澄める、廿日のあまりの空こそ、心ぼそきものなれ。徒然草より

干天の慈雨

2021年08月07日 15時15分53秒 | Weblog

午後になって雨が降り出した。画像は、今朝は、焼け石に水ほど、小雨が降った。カシャっとした後、雲が動いて暑い陽射しになった。台風の影響でも、一雨欲しいとこだった。午後になって、ざあーと降りだし、干天の慈雨になればいいのだが。別のこと。先日、ガスとガス器具の点検があった。「暑いですねぇ、暑さ寒さも、お盆までですねぇ」という。「?!」、今の時期は、お盆頃から気温が下がること。なるほと、熱源を扱う業者さんの言葉だなあと思った。ことわざも、変化するようだ。時々、ながら聴きしている漫才で、コント山口君と武田君が、「犬も歩けば棒に当たる」で、「お前、ごっつんごっつんと、棒に当たっている犬、そんな犬見たことあるのかぁ」と、「そんな犬なんか、いないぞぉ」とやっていた。ものの本をペラペラめくってみたら、いろはかるたにある言葉という。「もともと、犬もじいーつとしていれはいいのに、あちこちとうろつくから、人間に棒で打たれ追い払われたこと。出しゃばると、思わぬ災難に遭うと云う意味が」、「なにもせずにじっとしているより、なかでもいいからやつてみれば、思わぬ幸運にめぐりあうかもしれないという意味に変化をした」という。そうなんだぁと、なけなしの頭で、納得している。

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