八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

晩秋に

2022年10月28日 13時43分44秒 | Weblog

画像は、夏井川渓谷の駕籠場の滝の、屏風岩を見上げてたもの。澄み切った空と、彩り鮮やかな山肌。昼過ぎの時刻たが、秋の太陽が沈み始めている。ほぼ一年ぶりの、晩秋の風情を眺めた。市街地の街路樹は、すでに落葉した樹、真っ赤な葉になって、落葉が近い樹、うら寂しく感じる晩秋に、差し掛かっている。山間の田に、稲束が、筒状に積み重ねて、自然乾燥をさせているところもある。夏井川溪谷沿いの走行は、対向車に注意、木々の彩りも、ちらつとみるだけ。夏井川の全長は、約67000メートル。水源は、隣町の山間から。そのあたりに、廃棄物の堆積施設があるとか。県の許可が必要とか。堆積施設からの、汚染物質の流失はないのだろうか。篭場の滝付近には、いわき市の水源保全林という標識もあった。篭場の滝の上流地から、さらに標高を上がった地点から、夏井川を離れ、更に急こう配の道をあがり、あがり切ったところにも、水源の保存林の標識もある。生きるために必要な水資源の確保する地帯だなあと、思いながら走行をした。

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