八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

明かりを灯した

2023年08月09日 14時57分45秒 | Weblog

昨日、胡蝶蘭が届いて、精霊棚に明かりを灯した。あと一つ生花が届く。十三日からは、没後の供養のお盆になる。昨日は、命日だったので墓参。毎年暑い盛りの命日墓参と、盆参りが続くなぁ。家から一人去る寂しい変化に慣れてきた。精霊棚のばあちゃんの写真に、「じっちさんとばっぱぁさんに、無事に逢えたかぁ」と、問うてみた。介護が続いていたある夕食の時、ベットの脇で、ちょこっとお喋りしていた。「ばあちゃん、ご飯だって」というと、「うなぎかぁ」と、真顔で云った。「今日は、魚だよぉ」で、卓の膳を見廻し、「魚かぁ」と、がっかりした顔を見て、噴き出し笑ってしまった。「ウナギはまたねぇ」なので、自分でも可笑しかつたのか、「わっはっはぁわつはつはぁ」っと、笑いだしていた。妻は、介護中は、普通食を、砕いたて食べやすくしたり、普通の味をと、工夫をして食べさせていた。介護用の食品は、見た目も普通食状のもので、食べさせていた。食べさせていたので、食べることに悔やみはない。今月の二十日は、夏井川での精霊流しも、依頼が済んでいる。これが終わっれば、一段落となる。ちょっとは、のんびりできるようだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする