画像は、先日の燈籠流しの、ピンボケ。燈籠が、川面をゆっくりゆっくり流れていった。流れるのをみながら、現世からあの世に行くには、死者は旅装束をして、三途の川を、七日間かけて、渡るというのを、思いながら、見ていた。死後の世界は、なんか恐ろしいイメージがある。三途の川を渡ると、極楽浄土があるとか。「因果応報」ということで、三途の川を渡り切った地点で、生前のことで、「因」と「果」に振り分けられるという。「果」という「果報」により、極楽へ行くのかも。ばあちゃんは、十万億土の浄土に戻ったことだろう。まったく理解していないことだが、「十万億」は、古代の中国にあった数え方の一つと読んだ。現代の数え方の「10兆」と同じと読んだ。また、十万億土を、辞典を読むと、「娑婆、すなわちこの世から、極楽浄土にいたるまでの間に無数にあるという仏土。転じて、極楽浄土のこと」と読んだ。仏教には、「輪廻転生」ー「人は死んだ後に、ふたたび生き返る」ーという思想がある、とも読んだ。この夏の燈籠流しで、没後の一年間の法事が終わった。あとは、来年の夏に、三年忌の追善供養になる。