八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

迎え火

2023年08月10日 11時58分16秒 | Weblog

ちょつと早いが、数年前に撮った、迎え火を載せた。昨年一昨年は、風が吹き荒れて、早々に消火をした。これを撮った時は、穏やかだったが、火が風を呼ぶのか、飛び散らないように注意と、辺りには水を撒いておいた。「おがらー麻殻ー」を焚くの本来のようで、燃え殻が軽く、ちょっとの風でも、ころころころと、火玉になって転がる。迎え盆の墓前で焚き、もどって家の前で焚く。先祖の霊は、迎え火を頼りに帰ってくるという。16日には、再び火を焚いて、精霊を送る。我が家では、20日に戒名を祈祷していただき、燈籠舟に貼って精霊流しになる。これは先日依頼を済ませた。送り火で有名な京都五山の「大文字焼き」、「大文字」に、続いて「妙法」、「船形」、「左大文字」、「鳥居形」が、燃やされ送り火になると、読んだ。これは、山への精霊送りという。「大」の字は、仏教では、「人体」を表すという。人体に巣を食う煩悩を焼き尽くすという意味があると読んだ。別の事。「大」に「一」を付けた足すと「天」になる。「二」の字に「人」を書き足すと、「夫」になる。「夫」は、「天」を突き抜けるほど、威厳がある。これは落語の「まくら」からです。何代目の円歌の話しにあったと思う。たまぁーに聞いている落語なので、間違っていたらゴメンナサイ。「一難去ってまた一難」、台風が襲ってくるようで、お盆中荒れた天気になるのかと、心配をしている。悪の連鎖の「マヒ―の法則」は、断ち切れるればいいのだがなあです。

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