この歳になると、「ぽつねん」の表現がぴったり。介護が終わり、人の出入りがなく、家の中は、人声も無く、ぽつねん状が続く。でも、来年の健康を願う神札の申し込み。正月飾りの準備。年賀はがきの裏面の図柄の思案。宛先は、最小数にする。これらの事を、一つ一つづつ、てきぱきと、かたずけて、冊子の作成に、取り掛かる。先ずは、その原稿を、拙いブログから拾い出す。項目別に、大筋を考える。これの、思案中は、面白い。ああでもない、こうでもないと、思案する時間は、楽しい。出来栄えを、想像するのも、楽しい。ぽつねんとしている間にも、思案する。この歳で、何かを考えることが、出来るだけでも、ありがたいこと。別のことだが、徒然草の第百二十三段からのです。「第一に食う物、第二に着る物、第三に居る所なり。人間の大事、この三つには過ぎず。餓ゑず、寒からず、風雨にをかされずして、閑かに過ぐすを楽しびとす。ただし、人みな病あり。ーー医療を忘るべからず。」と、読んだ。これからは、病いのこと。老化が進み、どんな病が、いずれあるだろうなぁと、不安がある。「いつまでもあると思うな金と健康」。ちょっと違うかぁ。この一文、拙い冊子の後書きに、使えるかも。