八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

中秋玩月

2024年09月16日 13時36分33秒 | Weblog

画像は、写経会に出席したていたある会の、お茶をいただいた。その卓上に、プラ容器に水を張って、涼し気に置いてあったのを、カシャッとした。撮った日付けが、九月十七日とあった。暑い暑いといいながら、走行して、標高が高い、閼伽井嶽薬師、常福寺で、季節のめぐりを楽しんだ。表題の「中秋玩月」は「中秋の夜に月見の風流な集まりを催すこと」と、辞典で読んだ。明日17日は、十五夜、「中秋名月」になる。お月さまの、十三日は、「十三夜月」、十四日は、「待宵月」「小望月」、十五日が、「満月」「望月」から、「十六夜月」、「十七日月」の「立待月」になり、「十八日月」の「居待月」から、「十九日月」の「寝待月」「臥待月」と、お月様を愛でられる。今日の当地方のお天気予報では、今夜のお月さまは見られないかも。秋雨前線の停滞のようだ。秋の長雨のことを、「秋霖」というと、読んだ。日本の季節区分を読むと、「春」ー「梅雨」ー「夏」ー「秋霖」ー「秋」ー「冬」とあり、「夏の終わり」は、九月十日頃で、「秋霖」の期間は、十月十日頃まで、そのあとから、お天気はは良くなるとある。別のことになってしまったが、日本各地では、お月見できるようだ。我が家では、スーパーから買ってきた、お月見団子が、先ほど、卓上に置いてあった。明日は、「芋名月」といわれ、10月15日は、「栗名月」といわれる。お月様二回、愛でられる。画像で、「経を書く 深山幽谷 粋な秋」。即興でした。


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