八十路徒然なるままに

冬枯れのれしきこそ、秋にはをさをさ劣るまじけれ。汀の草に紅葉の散りとどまりて霜いと白うおける朝ーー。徒然草より

62年前の中学生のクラス会

2013年06月07日 18時46分52秒 | Weblog
画像は、36年前の、いわき市立平第一中学校の創立30周年記念の、同窓会誌。いわき市の図書館に行く者に頼んでいたら、これがあったと借りてきてくれた。画像の左側にある、「あぁ紅の血は燃えて」を、寄稿した木村君が、音頭をとって、クラス会を、スパリゾ―ト、ハワイアンズで行う。62年前、卒業当時の同級生は53名だった。もう80歳に手が届くようになってしまつたので、足腰が痛み、体がままならない。遠方に居住している級友も多い。今回、前述の木村君から、クラス会開催の細部のことを、担当することになつた。卒業当時のことを、なにかないかと思っていたので、この同窓会誌は、ありがたかつた。関連記事を12ペ-ジをコピ―して31名に送ることにしている。戦後間もないころ、創生期の行事、歩みの事柄が、年表にしてある。昭和22年4月15日、義務制による一年生受付開始とある。文化祭、音楽会、校章、校歌などの制定が並んでいる。そんな中に、23.1.23 3年女子生徒10名遺骨分配のため手伝いに出動、とある。戦後間もない頃の卒業だったんだなあと、改めて感慨深い。木村君の「あぁ紅の血は燃えて」の最後の文を借用。「面白い3年間でした。学校全体が、家庭的だったように思います。年は食い環境は変っても、あの少年の日の気持ちは、残っているようです。」。書いた木村君も、遠方から来る。今年の賀状に「クラス会を楽しみにしている」と添え書きした、女性の級友が、4月5日の他界したと、出欠連絡はがきに子息が連絡してよこしたという。少人数のクラス会だが、七月初めが待たれる。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 梅雨の季節 | トップ | 梅雨の季節 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事