八十路徒然なるままに

すざまじきものにして見る人もなき月の寒けく澄める、廿日のあまりの空こそ、心ぼそきものなれ。徒然草より

忘れた頃に

2022年03月18日 13時06分28秒 | Weblog
遅ればせながら、16日の23時30分前後に、強烈な地震がきた。介護中のばあちゃんは、遅い時刻なのだが、ベットを立てて、水分の補給をさせていた。妻が、「地震だよ。ほら地震だぁ」と云う。どっどっどっと、地鳴りが、すぐに大きくなった瞬間に、ぐらっぐらっ。「うわぁ、これは大きいぞぉ」。ぐわんった、ぐわんたぁ、家が動き、ぱあちゃんとベットを、両手をひろげ、覆いかぶさるように抑え込んでいた。激しさが、収まるってきたなぁと、思っていたら、二回目の、ヒューンヒューン、地震です。ヒューンヒューン地震ですと、同時に家中の物が、ぐっしゃがっしゃがしゃと、台所の食器棚が、激しい音を出していた。仏壇の中のが倒れる音と、神棚からの落下物が、割れる音が入り混じって、家がきしむ音と相まって聞こえ、是で収まってくれと念じながら、まだたぁ、まただぁと、激しいゆすられに、必死にこらえていた。何かが引いていくように、次第に何事もなかったように、静かになった。収まったなぁと、ベットを平にした。家の中を、仏壇と神棚のかたずけが先だなあと。食器棚とか戸棚は、ずれを直せはいいなぁと、ざぁーと見廻した。画像を撮っていた時に、また、ヒューンヒューンと、テレビが、不気味に報じていた。
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