一日の生活パターンがあるのと、気分で一日を過ごすのはどっちが正しいのだろうか? どっちが正しいなんて、あるわけないけど
「現役の時」というと、ほぼ一生なんだけど、それはとうぜん生活パターンにハマっているわけで、それだからこそ自由になれる休日が待ち遠しい
今のように、毎日が自由に暮らせる日々に変わってしまうと、油断していると一日中寝てばかりになるかもしれない。
幸い、私はわりと規則正しい生活をしている
朝起きるとすぐに「3月26日火曜日、午前6時31分」と声を出して言う
これは時間の認識と、ボケ防止のつもり
これをやると今日の一日が存在感ある意味ある一日に思えてくる。
夜はベッドに入った瞬間、「あああ 寝るは楽なり おやすみなさい」と言ってから寝る、部屋には一人だから「おやすみなさい」自分自身に向かって言っているのではないだろうか。
まあ規則正しいと言っても、出勤があるわけではなく、朝になれば起きて、三度のご飯を食べて、時には炊事係になったり買い物に出かけたり、ほぼ決まった時間帯にテレビを見て、夜は22時から0時の間に寝る程度の事。
その日の日中が家にいるか、外出するかの2パターンがあるだけの暮らし
今日は外出パターンだった
生憎の雨で、干物造りは結局失敗して冷凍保存にして一部を友達に届けた
それから文具店に寄った、前回買い物をしたときに10%off券をもらったので、クレヨンを買った、そうしたらまた10%offのチラシをもらった
これじゃ、また来なくっちゃと思った
その次にコンビニへ公共料金の振り込みに行った
いつも行く昔なじみの女性オーナーの店で、幸い彼女は店で仕事をしていたから手を挙げたら、すぐに若い時同様に、まん丸の眼をくるくるさせて「あ~ら久しぶり」とやって来た
しばらく安否確認をして店を出た、それから寺へ年会費を届けに行って、寺の奥さんとちょっと話してから、今度はA内科医院に向かった
医院に行くのは去年のコロナ検査でB内科医院へ行って以来、今回はBではなくA医院にした。 何故かと言えば、気分転換かな
でもA先生とは10年くらい前に、ある交流会で話が合って、初対面で一緒に深夜2時頃まで3軒はしごした意気投合の仲(その後は、もう一回梯子をしただけだが) まあ、そんなこともあって5年ぶりくらいで行ったのだった。
セカンドオピニオンの真似事もしてみたかったのかもしれない。
半月前から花粉症らしくて、テッシュの減り具合と目薬.鼻炎薬の購入を考えたら医院へ行った方が得な気がしてきた
先生は各種の薬の関係性を説明してくれて、中間効能の(ジェネリック)薬を決めてくれた
処方箋をもらって指定薬局へ行った、その薬局も初めてだったが親切で、コーヒーマシンのサービスもあった。
それは先客の年配女性が飲んでいて、私が立っていたら声をかけてくれた
「このコーヒー、美味しいですよ」と指を指して教えてくれた
マシーンで抽出して飲んだ、それで「どうもありがとうございます」と彼女にお礼を言って、二人並んで飲んでいた
店員さんが「Cさん、どうぞ」と会計の声掛け
「えっ! Cさん?」なんか似ていると思っていたけどCさんだった
「Cさんですか?」と聞いたら、むこうも「あら yottinさん?」とお互いマスクを外して顔を見合わせた。
Cさんはかっての私の店の常連さんで、息子さんの結婚式もやってくれた人
旦那さんは塗料店の社長で地元商工会の会長さんだった人、もう故人になったけど
この奥さん、おしゃれな人で赤い上着を今日も来ていた、赤が大好きな人
わずか1時間半くらいの間に、行く先々で普段会えないいろんな人にあえて良かった、これだからミニ外出も楽しい。
毎月、健康保険料を払っているのに医院へ行かないで薬を何千円も買っているのは勿体ない
最近は物価高で百円、二百円の倹約にさえ気を使っているのに薬の購入はあまり気にしなかった、そんなところがまだザルなのだ。
結局初診料などで750円、薬は2週間分で430円、もう70代を何年か過ぎたから、これからは市販薬を買うより、医者通いをはじめるか
いずれ旅立ちの時には医者の世話になるのだから、今から関係性を築いておいた方が良いだろう。