神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

大荒れの大阪場所 記録づくめ

2024年03月23日 19時20分54秒 | 大相撲
「もし」尊富士が明日休場なら、明日大の里(たぶん対戦相手は豊昇龍)が勝てば、大の里の優勝、負ければ休場でも尊富士の優勝となる。
いずれにしても優勝するのは入門1年半初入幕の幕尻力士か、入門1年入幕二場所目の平幕力士ということになる、おそらく相撲史上こんなことは無かっただろう。
「もし」尊富士が入院したまま、優勝となれば表彰式はどうなるのだろうか?
親方が代理となるのだろうか? これも起れば珍事だ。

尊富士の新入幕初日からの連勝11は、大鵬と並ぶタイ記録
新入幕優勝となれば110年ぶりの記録だと言う。
大の里の新入幕から二場所連続11勝以上は白鵬に続き3人しかいない記録だと言う、すなわち尊富士と大の里は怪物と言っても過言が無い大力士と言うことができる。
そんな怪物相手に一矢を報いた琴ノ若、豊昇龍、朝乃山も立派だ
このような大型力士にとって唯一の心配はケガだが、早くも尊富士は救急車で病院に送られた、ケガで夢がついえた力士は多い
せめて大の里にはケガが無いように努めてもらいたい
正代、御嶽海はわりと早く勝負をあきらめるからケガは少ない、しかし豊昇龍、宇良、翔猿などは土俵際で粘るからケガをしやすい
根性も大事だが、その一番に人生をかけることは無いと思う、ケガをして引退に追い込まれても自己責任で終わってしまう
言いたいのは「ケガをするな」の一言のみ。
ケガが無ければ、この三人は必ず横綱になるだろう
琴ノ若26歳 189cm 172㎏      大の里23歳 192cm 183㎏

尊富士24歳 184cm 143㎏     参照 大谷翔平29歳 193cm 95㎏ 


明日の千秋楽、何が起きても驚かないように心して見ようと思う。




「甲越軍記」を現代仕様で書いてみた 武田家 49

2024年03月23日 08時10分37秒 | 甲越軍記
「まだありますぞ、古今より女色に溺れ国家を失い、後世に悪名を残した者多し
源義経のような豪傑でも静と云う芸妓を愛し、平時忠の息女の色に迷って身を滅ぼし、新田義貞ごとき英雄も勾当内侍(義貞の妻)の愛に迷い、足利尊氏卿を滅ぼすべき大事な時節を逃し、越前の雪と消え去ってしまった。
このような話は某などが言わずとも君が充分知るところ也
いますぐに御心を翻せば、某一人ではなく一国の大慶であります、さもなくば一座の皆々、一人もこの場を去ることなく信形の腹切り、腸を掴みだすさまをとくとご覧あれ」と大音声で言えば、一座の禅僧も諸士もみなうつむき声も上げない

晴信は涙で袖を濡らし、「信形の諫言、心魂に響いた、しかしながらこれは信形の言葉にあらず、正しくは武田家代々の先君が、汝に命じて言わせたのであろう
今日より心改め、ひたすらに武を講じ、民を撫育し、倹約をを守ろう
かえすがえすも信形の誠忠おおいに感じたり、詩をもてあそぶ楽しみは今を限りにやめよう、いずれも早々にここを立ち去る様に」と禅僧らを退かせた
信形はその言葉を聞くと、その座を飛び下がり「なんという名君であろうか、某の諫言に、水の低きに流れるようによどみなくお聞き入れ下さり、お怒りもなく老臣の言をお聞き入れ下されたうえにお咎めもなく、これ生々世々の御恩であります」と言いやがてその座から退いた。

翌日、朧をはじめ京都から呼び寄せた美女ことごとく暇を取らせた、また詩会も固く禁じて、日々に武術に励むようになり、孫子、呉子の兵法を討論して富国強兵の計略を重臣らと話し合った。