こんにちは、国立市消防団第一分団に入団して21年目を迎えた石井伸之です。
本日はとあるテニスコートの日除けが破損しているという事から改善に向けた要望を行い、ファミリーフェスティバル全体会議に向けた資料作成、消防団第一分団の事務作業、午後7時30分からは国立市消防団第一分団の車両点検と市内巡回を行い、ミーティングを行った後に解散となりました。
消防団第一分団に31歳で入団した時に、先輩から「若いから20年は宜しく頼むよ」と、言われて冗談だと思っていましたが、まさか現実のものとなるとは・・・・・
正直なところ、入団した当時国立市消防団はは1期四年間(今は1期二年間)なので、とにかく四年間頑張ろうと思っていたところ、すっかり馴染んでいる自分がいます。
現在の第一分団には先輩と呼べる方が少なくなっており、これからは後輩に伝えることが重要です。
第一分団では3名の新人団員を迎えることとなりました。
後輩団員と活動する中で最も心掛けていることは自傷事故を発生させないことです。
自分としても様々なインシデントを消防団活動を行う中で体験しました。
自傷事故に繋がる可能性として、消防車の運転から始まり、資器材の動作確認など様々な場面で事故が発生する危険性があります。
その中でもチェーンソーの取り扱いは最も危険な部類です。
ただ、台風警戒などで倒木した樹木をいち早く取り除くために、チェーンソーが大活躍することは言うまでもありません。
木を切断した際に、チェーンソーの歯が弾かれて怪我をする事例から、切断した瞬間にその木が自分めがけて飛んでくる危険性があります。
また、ちょっとした重量物の移動でも腰を落として持ち上げることが、腰痛防止に大きな効果を発揮します。
現場監督時代から言われていることですが、腰を落とさずに腕の力だけで物を持ち上げようとした結果、腰に過度の負担が掛かり、椎間板ヘルニアを発症するという話を聞いています。
年配の方から話を聞く中で「腰痛を発症するとコルセットが手放せなくなり、重症化すると体を動かすたびに痛みが全身を掛けるめぐる」そうです。
とにかく、怪我や事故が発生しないよう、今後とも十分な安全確認の元に消防団活動を行います。
そろそろ温かくなり暖房器具を収納する時期に入るかと思います。
その際に灯油を残さずに使い切っていただきますよう、どうぞよろしくお願いします。
何かの拍子で収納した暖房器具が転倒して、灯油が漏れ出してしまい火災が発生する危険性があります。
これからも消防団員として、市民の皆様の安心と安全を守るために努力致します。