こんにちは、困りごと相談会実行委員会に所属している石井伸之です。
本日は午前11時より市役所西側広場で年末年始の困りごと相談会が実施されました。
困りごと相談会は実行委員会形式で行われており、超党派で各議員も運営に携わっています。
私はスタッフとして来場された方の相談事や悩み事を受け止めて、相談者の解決方法を探すという形で携わりました。
7~8名の方を対応しましたが、皆様の悩み事は千差万別です。
個人情報にも関わるので詳しくお伝えすることは出来ませんが、生活保護受給の件、相続後の遺族年金について、お住いの近隣トラブルについて、親族が亡くなられてからの生活について、詐欺被害について、生活困窮によって日々の食事に困っていることについて、多種多様な相談事に対応しました。
生活保護受給については、福祉総務課長を始めとする生活保護や福祉に関する職員も運営に携わっている事からそちらに繋ぎます。
詐欺被害や近隣トラブルは弁護士の方も対応されていますので、そちらに繋いで解決方法を見つけます。
殆どの相談事は、どこかに相談したものの解決しなかった事案となっており「〇〇に相談したが・・・・」という枕詞から始まる事例が多いように感じました。
相談する前に相談者が諦めている事例やこちらに相談しても解決しないのではなか?という心理状態が推測されます。
簡単に解決しないことから、確かに難しい事案があったものの、相談者に寄り添って精一杯解決方法を探す姿勢が私達スタッフに求められていることは間違いありません。
そういった時に弁護士の方々による法的なアドバイスは、真っ暗闇の中で一筋の光が差し込むかのような場面がありました。
相談を受ける立場として、相談事に対する解決の糸口を見つける引き出しを増やすことが出来ました。
また、困りごと相談会では食料品などの配布も行っています。
お米、お餅、リゾット、おかゆ、2000円分の野菜との引換券(先着100名分)、飲料、カップ麺、袋めん、パスタ、スナック菓子、水、化粧品、レトルト食品等があります。
こちらの品物は国立市や国立市社会福祉協議会での購入品やフードバンクくにたちの方々が消費期限前の防災備蓄品を配布いただきました。
一人当たり大きなレジ袋で2袋が目一杯になるほどの生活支援物資を受け取ることが出来ます。
開始時間となる午前11時には50名ほどの方が並んでおり、終了時間となる午後3時までの間に130名の方が相談に来られたそうです。
来年は1月4日(土)に本日と同様の困りごと相談会を実施しますので、是非ともご来場下さい。
国立市議会議員として、市民相談の現場で様々な悩み事に触れる貴重な機会を得る中で、今後とも地道な活動を重ねて行きます。