石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

3月4日 本日は二期目最後の一般質問を行いました

2011年03月04日 | Weblog
 こんにちは、国立市議会議員二期目の石井伸之です。本日は午後1時15分より二期目最後で通算31回目の一般質問を行いました。

 今回で2期目最後の一般質問ということもあり、まずは職員さんへの感謝の言葉、さらに退職職員の方々、引退される議員の方々へ市政発展に向けて努力していただいたことへのお礼を伝えました。

 3月議会の一般質問では昨年と同様に、今年度で定年退職される部長として後輩職員へ最も伝えたい言葉を質問しました。今年度定年退職される教育次長(教育長に次ぐ、部長クラスの方です)は長期休暇中の補修や授業の改善に向けて取り組みをしていただきました。

 教育次長の最も伝えたい言葉は、戦略と連携であり、戦略の中にはあらゆる難しい交渉の中でもお互いの考え方を擦り合わせる中で、何とか解決の糸口を見つけると言った戦略性と地域・市民との連携、また行政と議会の連携ということを話されておりました。

 内容としては理路整然としており分かりやすく、誰もが頷くことのできる素晴らしいものであったと思います。この言葉を聞いて、是非とももう一つ上の立場になって欲しいという思いを強くしました。

 こういった心打つ、感動できる答弁が議場内で増えていくようになれば、きっと国立市市政も活性化され素晴らしい市政運営に繋がると感じさせるものでした。昨年退職された3名の部長さんからも、同様の答弁をいただいた時と同じく、質問した自分も感動してしまい、胸にグッとくるものを堪えながらお礼の言葉を伝えておりました。

 人の去り際を見れば、その人がどういった人生を歩んできたか良く分かると言われるように、こういった感動できる言葉の集積こそが人を動かす原動力になるように思います。教育次長には、私のぶしつけな質問に対して真摯に受け止め、国立市議会の歴史に残る素晴らしい言葉をいただき心から感謝致します。

 その後は、自己申告票の提出状況について質問したところ、今年1月に職員94名の提出があり提出率は24%だったそうです。総務部長からはここ10年で最大の提出率だったとの答弁がありましたが、まだまだ自己申告票の提出率を上昇させなければなりません。

 自己申告票が、職員の異動願いとなっている感がありますが、本来の役目は職員それぞれの資格や健康状況、将来の展望を示すことや市役所で感じていることを元に制度改善提案を行うことにあると思います。それでも今回の答弁では自己申告票を人事評価とリンクさせるという話もあり、総務部としても自己申告票のさらなる充実に向けて努力したいとの意気込みを感じられました。

 次に給食センターの建て替えという観点で質問したところ、まずは平成23年度に655万円をかけて耐震診断を行ってから大規模改修をするという予定だそうです。しかし、既に第一給食センターは42年、第2給食センターは34年経過している現状もあり、幾ら大規模改修工事をしたところでいずれは建て替えが必要です。

 市長からはしっかりとした改修を行えばコンクリートが100年持つという答弁をされておりましたが、昭和56年以前の旧建築基準法の中で建てられた建物にそれだけの耐久性があるとは到底考えられません。

 つまり、いずれは建て替えが必要な建物に、大規模改修工事で巨費を投じることは、税金の使い方として明らかに間違っているということをはっきりと伝えました。それでも、現在の財政事情から大規模改修という方針は変わらず、まずは耐震診断の結果を見てから考えるそうです。

 学力向上に向けて秋田県の教育に学ぶべきことは?という形で質問したところ、行政、学校、地域、保護者の連携から家庭学習の大切さを答弁されており、秋田県が真剣に学力向上へ取り組んだという姿勢が見えて来ました。是非とも文教都市「くにたち」を標榜するのであれば、国立市が全国で学力ナンバー1を目指す意気込みで頑張って欲しいと同時に、保護者としても学校を支えていきたいと思います。

 その次は、谷保駅エレベーター設置について健康福祉部長に現在の状況を聞いたところ、東京都より国立市が谷保駅の跨線橋を設置した際のJRとの協定書を探すべきとの話になり、今までは協定書が無くその辺りの経緯が分からないということが公式見解でしたが、東京都の方が言うには「絶対にどこかにあるので、探し出して設置した際の経緯を再確認することがJRと交渉を行う出発点になる」そうです。

 やはり、東京都の職員だけあり、様々な交渉を行ってきた百戦錬磨の経験が交渉における最重要のポイントを示してくれたように感じます。

 現在のところ、総務部によって国立市役所に蓄積されたあらゆる資料の中に、国立市が谷保駅に跨線橋を設置した際の経緯と、立川方面下りホームの最も立川寄りにあった谷保駅駅舎が、ホーム上の跨線橋に新しい谷保駅舎が設置された時にJRとどういった約束があったのか知ると言うことが最も重要であると思います。

 協定書が見つかり、どういった約束が取り交わされているのか、これによって谷保駅エレベーター設置工事が進捗することを心から願いたいところです。

 清化園跡地については、3月5日に行われる地鎮祭に市長が出席されないことを残念に思うことを伝えた後に、工事における地元企業の参入や地域雇用の促進などを要望したところ、地元企業の参入について大和リースへ強制することはできなことから、市内の企業を案内するだけに留まるそうです。それでもそういった情報提供をするだけでも違うと思いますので、今後とも市内企業の工事参入に向けて努力して欲しいと思います。

 地域雇用については100以上の雇用を検討しているらしく、地域の方々へ働く場所の確保に向けて努力して欲しいものです。

 周辺道路交通網整備については、多摩川沿いの多摩川夕焼け通りが交互通行になることによって、石田街道との交差点が危険になると考えられることから信号機の設置を求めましたが、立川警察署としては信号機を設置する考えは無いと、バッサリ切られてしまいました。

 事故が発生してからでは遅いので、今後とも信号機設置に向けて訴えかけていきます。

 今回は二期目最後の一般質問ということで家内が長女を連れて傍聴に来ると、長女は傍聴席からやっと顔を出すくらいの大きさだったのですが、今ではしっかりと傍聴席に座って大人しく聞いていたそうです。

 長女は何を思ったか、議長席の後ろがどうなっているか気になったようで「ねえ、パパ、一番高い席の後ろはどうなっているの?」と聞かれました。休憩中ということもあり、こっそりと議長や出席説明員が入る扉を開けると、長女は珍しそうな顔をしてきょろきょろと扉の奥をのぞいておりました。

 幼い子供は、様々な事に興味を持ち、その好奇心や探究心を満足させたいと言う欲求が高いと聞いた通り、うちの長女は正にその典型のようです。親としても子供の思いを少しでも叶えてあげたいと思います。

 長文になりましたが、最後まで読んでいただき心から感謝致します。


 現在の矢川駅の様子です。


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