１２月１日 本日は令和３年第四回定例会初日本会議において令和2年度決算討論をしました

　こんにちは、与えられた制限時間を余すところなく使いたいと考えている石井伸之です。

　本日は今年最後の定例議会である第四回定例会12月議会初日を迎えました。

　注目の議案は第82号議案における補正予算第7号（案）です。

　この補正予算において11月10日に岸田総理の記者会見発表にあった、世帯主が年収960万円未満で18歳以下の子供一人当たり現金5万円給付に対する補正予算案です。

　質疑をする中で、0歳から中学生までは児童手当の仕組みを活用して年内までの給付を予定しています。

　高校生については市役所からの書類を記入した後に申請するといった手続きが必要となっており、1月より手続きを行うそうです。

　18歳以下の子供がいる世帯数は7558世帯で、6803世帯が給付の対象世帯となっています。

　市役所から郵送された書類に気が付かず、申請漏れが無いよう目立つ封筒を使う点や市報、ホームページで広く宣伝すべきと考えています。

　賛否が分かれるかと思いましたが、国立市議会では全会一致で可決となりました。

　続いて令和2年度決算討論に入ります。

　自由民主党を代表して賛成討論を行いました。

　一人会派5分、二人以上の会派は10分の制限時間です。

　概ね1分間で300文字が話すことの出来る目安となっています。

　原稿を作っていると、あれもこれも決算の中で訴えたいことがあり、3500文字の原稿となりました。

　何度か時計を見ながら話すと、9分30秒程度で終わる予定でした。

　しかし、実際に登壇して討論原稿を読み上げると予定通り進みません。

　原稿を半分読み上げた時点で5分を切ってしまいました。

　途中で原稿を切り上げようかとも思いましたが、後半になるに従って伝えたい内容がぎっしりと詰まっていますので、カットしたくありません。

　「これはもう全力超特急で話すしかない」と心に決めると、自分でもよく口が回ると思う程に討論原稿を読み上げます。

　所々笑いの取れる場面もあるのですが、その余韻に浸ることも無く、となりのトトロでメイちゃんを探すネコバスが疾風のごとく野山を駆け抜ける速さで読み上げ、何とか鼻差でゴールインしました。

　壇上から下りる時に市長から「残り7秒でしたよ」との声を掛けていただき、とにかく読み上げられたことに安堵しました。

　ギリギリ時間一杯に原稿を作ることは無いのに、どうしても限界にチャレンジしたくなってしまうのは性分なのかもしれません。

　来週には初日本会議の様子がインターネット中継にアップされるかと思いますので、全力超特急で話す姿をご覧いただければ幸いです。

　写真は9月議会における一般質問のようすです。