石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

7月7日 本日は松本洋平衆議院議員と共にPFAS(有機フッ素化合物)の説明を受けました

2023年07月07日 | 国立市議会議員5期目の活動
 こんにちは、議員として知り得た情報を極力早く皆様にお伝えしたいと考えている石井伸之です。

 本日は午後2時より松本洋平衆議院議員が防衛省の方よりPFAS(ピーファス)に関する説明を受けるとのことから、19選挙区を構成する小平・国分寺・国立の自民党所属都議・市議にも案内をいただきました

 PFASとは4730種を超える有機フッ素化合物の総称です。

 自然界で分解しにくく水などに蓄積することがわかったほか、人への毒性も指摘されており、国際条約で廃絶や使用制限しています。

 ただ、現在のところ健康被害は明確となっていません。

 PFASのうち「PFOS」と「PFOA」は水や油をはじき、熱に対し安定的な特性があることから、消火剤やフライパンのコーティング剤などに使われてきました

 国内でも2021年までに法令で製造と輸入を原則禁止しています。

 21年度に実施した河川や地下水の調査では、31都道府県のうち13都府県81地点で暫定的な目標値を上回る高い濃度が検出されたことから、PFOSやPFOAが混ざる水を飲まないよう自治体が井戸の所有者に指導や助言をしています

 国立市でも丁寧な調査を行い、基準値を超える地下水源からの取水を制限しています。

 新聞報道では横田基地からの泡消火剤流出が問題となっています。

 こういった問題は二度とあってはならないことです

 しかし、原因が全て横田基地かというとそうではありません。

 有機フッ素化合物は規制前にはその撥水性能から様々な工場などで使用されており、それらが土壌に浸透して井戸水から検出されています。

 まだまだ調査中という状況となっており、明確な回答が無い状況です

 水道水の安全性については、東京都水道局ホームページのトップページ上段にある「有機フッ素化合物(PFOS等)に関する情報はこちら」を見ると以下のように書かれています。

 『水道水における有機フッ素化合物について、東京都水道局では万全の対応を取っており、PFOS及びPFOA共に暫定目標値を下回っており、水質に問題ありませんのでご安心ください』とあります。

 また、詳しい内容についてはQ&Aに明記されており、水道水に対する不安を払拭できる内容となっています。

 令和2年4月1日に「水質管理目標項目」として位置付けられ、暫定目標値は「PFOAとPFOSの量の和として50ナノミリグラム以下」となっています

 ナノミリグラムという単位は、水1リットル当たり10億分の1グラムの物質が溶解していることを表します。

 東京都の水道水は安全性が示されていますので、ご安心ください。

 今後とも市政に関する様々な情報提供に向けて努力致します

 研修後には、仲間の議員と共に自民党政調会長室で萩生田光一政調会長と写真撮影をしました。


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