アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

9月19日(月)の石山さんのアドラー心理学ゼミナールでの発表に刺激されて、ライフ・スタイルのことを考えてみようと思いました。

これからだらだらと何回に及ぶかわかりませんが、アドラー心理学のライフ・スタイルのことを書きます。

自分自身のメタボリック・シンドロームを克服するために、私が子どものころに父親からうるさく言われていたこと(いわゆる「家族価値」)を再考したことがあります。

それは、お米を無駄にすることを極端に嫌がる父親の言葉でした。

父親が家でよく言っていた言葉は、「もったいない」でした。

ご飯が出ると、「残しちゃいけない」でした。このお米を作るためにお百姓さんが精魂込めて作り、流通過程を経て、家でご飯を炊く人にまでどれだけの人たちの手を経ているか、それを考えると、ご飯を残すようなムダをしてはいけない、という父の言葉にずっと支配されていました。その言葉は、まるで父親の遺言のように、ずっとずっと心に残っていました。

その結果、「出てきた食事は完全に平らげなければならない」という信念が父の死後も残り、体重増加に拍車をかけていたのでした。

思えば、父親が言っていたことをいつまでも大事にし、健康を害するほどになるのはばかげています。

英語で“ Weight or waste ”という言葉があります。大食いしてウェート(体重)を増やすか、それとも食事を残して捨てて(ウェイスト)体重のコントロールをするか、という選択です。

親の遺言のような言葉も、後生大事にするのが無駄なものがあります。
いい加減に親の洗脳から覚めるのも自分次第ということです。

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