おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
6/24(日)11:00~13:00 開催の アドラー心理学ゼミナール で私自身が担当し、
思春期の子どもとのつき合い方
の話をするので、その分野の本を読んでいます。
絶版になっているのですが、『思春期の子どもとどうつきあうか』(L&J.ダビッツ著、PHP研究所)が書斎にあったので、最近じっくり読んでいます。
この本の第9章「どこまで許し、責任を持たせるか」にハッとする表現がありました。
だいたいにおいて思春期とは、一人だけで悩み、一人だけで不安にさいなまれ、一人だけでものごとを考えたがる時期なのです。
そうですよね。
子どもが思春期に入る前は、子どもはいろいろなことを親に話し、また親側も自分の考えを子どもに採り入れてもらえていましたが、思春期に入ると、親の保護・干渉を拒否し、自立に向かいます。
だからこそ親は、、思春期の子どもに自分たちや社会が彼らに何を期待しているのか、また、受け入れ可能な限度はどこまでかをはっきり知らせておく必要があり、もし、受け入れ可能な限度を越えたり踏み外した場合の結末についても、具体的かつ明確に示しておくことも大切だと、夫婦である著者は述べています。
この著者の考えは、あと何回かお伝えします。
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