おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(5月27日)の11:00~13:00開催の アドラー心理学ゼミナール は、元PHP研究所の編集者で、現在はフリーの「書き編み師」を自称する若林 邦秀さんを講師として
非常識結婚よもやま話
のお話でした。
(若林 邦秀さんと邦江さんご夫婦)
同期入社で5年後に職場結婚をされたお2人、どこが「非常識」かというと、邦江さんごが千葉で臨床心理士としてご活躍、夫の邦彦さんが東京都内でフリーのライター兼編集者をしてらっしゃいますので、同居するのは可能なのですが、一種の「週末婚」をされていることです。
ずっと週末婚かというとさにあらず、京都にお住まいの間に、不妊治療や海外旅行などを共にし、邦江さんが臨床心理士を志し大学の編入、そのまま大学院に進まれている間に、邦秀さんが東京に転勤で単身赴任。
そうこうするうちにお互いに適度の距離感が生まれたようです。
その後のそれぞれが自立した職業に従事したいきさつを包み隠さず話され、夫婦の協力関係と、ある愛のかたちを伝えてくれました。
(プレゼンする邦秀さんとそれを見つめる邦江さん)
若林さんが叶わなかったことよりも叶ったことを重視する姿勢に受講者の共感が高まりました。
最後は、「非常識結婚のコツ」を次の5つにまとめてくれました。
1.運命にあらがわない。流れにのる
2.相手に自己犠牲を求めない
3.自分を犠牲にしない
4.相手のやりたいことを100%応援する
5.自分のやりたいことを100%やる
若林さんは、「心から湧き上がってくることに従っていれば道は開ける」と結びました。
ところで、若林さんは私の恩人です。
古くは『ぼく、お母さんの子どもでよかった』(共著、1997年1月発行)、最近では『心の雨の日の過ごし方』(2009年11月)を世に出してくれた名編集者です。
2000年11月のペルグリーノ博士の来日時には、ご夫婦で京都市内をご案内くださいました。
これからも若林邦秀さん・邦江さん、どうぞよろしくお願いします。
◆6月の アドラー心理学ゼミナール は、私自身が講師として次のとおり開催します。
日 時:6/24(日)11:00~13:00
タイトル:「思春期の子どもとのつき合い方」
受講料:2,100円(税込み)
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