アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私にとっては珍しい2連休の初日、一歩も家を出ず、自分で設定していた課題をこなしました。

とても素晴らしいお歳暮が届きました。
バイオダイナミックス研究所代表の若本勝義さん(ヒューマン・ギルド プレミアム会員)からでした。

権太呂京風うどんすき権太呂なべでした。

夕食でいただきました。とてもおいしかったです。



若本さん、ありがとうございました。

なお、若本さんには、2013年3月2日・3日(土日)に ハコミセラピー・スペシャル講座 をご担当いただきます。


ところで昨日、とても感動的な本を読み終えました。

『「夜と霧」 ビクトール・フランクルの言葉』(諸富祥彦著、コスモス・ライブラリー、1,700円+税)

『夜と霧』ビクトール・フランクルの言葉
諸富 祥彦

コスモスライブラリー

11月29日に大野 純一さん(コスモス・ライブラリー 社長)からこの本をいただいて、読みかけの本を読み終えてから読みました。

著者は、ヒューマン・ギルドで何度も講座を担当していただいている諸富祥彦先生(明治大学教授)。

コスモス・ライブラリーからは『フランクル心理学入門―どんな時も人生には意味がある』(2,400円+税)も出しています。

フランクル心理学入門―どんな時も人生には意味がある
諸富 祥彦

 

コスモスライブラリー

さて、『「夜と霧」 ビクトール・フランクルの言葉』は、諸富先生が解説を施しながらフランクルの名言を集めたものです。

「はじめに」でフランクルの思想のエッセンスを10にまとめてくれています。

※どんなときも、人生には、意味がある。

※なすべきこと、満たすべき意味が与えられている。

※この人生のどこかに、あなたを必要とする「何か」があり、あなたを必要とする「誰か」がいる。

※そしてその「何か」や「誰か」は、あなたに発見され実現されるのを「待って」いる。

※「何か」があなたを待っている。

※「誰か」があなたを待っている。

※私たちは、常にこの「何か」「誰か」によって必要とされ「待たれている」存在なのだ。

※だから、たとえ今がどんなに苦しくても、あなたはすべてを投げ出す必要はない。

※あなたがすべてを投げ出しさえしなければ、いつの日か、人生に「イエス」と言うことのできる日が必ずやってくるから。

※いいえ、たとえあなたが人生に「イエス」と言えなくても、人生のほうからあなたに「イエス」と光を差し込んで来る日が、いつか、必ずやってくるから。

これだけ読んでも、絶望の淵にあっても、希望が見えていなくとも勇気が湧いてきそそうでうね。
本書を読むと、もっともっと勇気づけられます。


私自身は、フランクルの本の中で『それでも人生にイエスと言う』(山田 邦男,松田 美佳訳、春秋社)が一番好きです。この本の中でも引用が一番多かったようです。

それでも人生にイエスと言う
山田 邦男,松田 美佳
春秋社

 (注)紹介した3冊の本は、ヒューマン・ギルドで入手可能です。
また、ヒューマン・ギルドの1月のニュースレターでも『「夜と霧」 ビクトール・フランクルの言葉』を紹介します。

<お目休めコーナー> 12月の通りがかりで(3)

 

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