おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日の朝、ブログを更新しようとして9割以上の文章を書いていました。
オフィスのクラウドにある情報を取り込もうとして遠隔操作をしていたらGooブログから不具合の表示が出て、あっという間に文章が消えてしまいました。
1時間ほど費やしていましたので、またやり直す気持ちがなえて昨日はお休みにしました。
ほぼ同じ内容でその部分を投稿します。
1.2022年6月17日付けブログで「【毒親】の母と娘の本:この指止まる人は?」 のタイトルで記事を書いたところ、20名近い方々からご応募いただきました。
小学館クリエイティブ 書籍企画部の 酒井 徹さん からいただいたお話で、酒井さんはアドラー心理学にも造詣が深く、熊野英一さんの本も2冊ほど手掛けていらっしゃいます。
ご応募の方には感謝を込めて一斉に次の内容のメールを送りました。
アドラー心理学の立場から「毒親」関連書籍を出版するにあたって次の4点を基軸にブログ、フェイスブックで協力者を募ったところ多くの方々にお申し出いただきました。
ご応募ありがとうございました。
(1)「毒親」の決めつけ、一般化による過剰流布を警戒
(2)原因論の罠に組みしないこと
(3)世代間継承の回避
(4)「今から、ここでできること」のサポート
私が書きたい趣旨は具体的に次のとおりです。
(1)母親が【毒親】的な対応をしてしまったことがある。
(2)そのことを娘の立場でトラウマに感じていた時期もある。
(3)しかし、当人同士の自助努力と周囲のサポートによって和解に導けたケースもある。
(4)母娘間にさまざまなトラブルはあるが、より良き人間関係に導けた方がハッピーである。
(5)とは言え、どうにもならない母娘間の溝はありうる。
ここに、改めてご応募のお礼を申し上げると共に追加の情報をお伝えします(その一部)。
・『大人になった娘が遠い』という仮タイトルで、母親と娘の関係を扱う本です。
・ただし、「こんな毒親に育てられた」という趣旨のみの話はたくさん出版されているので、対象外になります。
毒親的な過去があったにも関わらず(1)自分なりに母・娘関係の修復の努力をした/している、とか(2)成人した娘を持つ立場で関係修復の成果が少しでも出ている、なら歓迎です。
何人かから追加の情報が寄せられました。
酒井さんともやり取りをして「こんな毒親に育てられた」という趣旨の内容は一部の方を除いて掲載できない可能性が大きくなりました。
このようにして体験者参加型の書籍のプロジェクトがスタートしたのです。
この土日には赤羽雄二さんから学んだ「0秒思考」をもとに本の内容を固めようと思っています。
ところで、従来型で私が解説した本、紹介したい本は次のとおりです。
(1)解説した本
5月19日 『毒になる親』を読み解く(1)
5月20日 『毒になる親』を読み解く(2)
5月22日 『毒になる親』を読み解く(3):余話 ― 帝大でなければ
5月24日 『毒になる親』を読み解く(4):義務を果たさない親
5月25日 『毒になる親』を読み解く(5):コントロールばかりする親
5月28日 『毒になる親』を読み解く(6):アルコール中毒の親
6月7日 『毒になる親』を読み解く(7):残酷な言葉で傷つける親
6月22日 『毒になる親』を読み解く(8):暴力を振るう親
(2)紹介したい本
・『母という病』(岡田尊司、ポプラ新書、780円+税)
・『毒親』(中野信子、ポプラ新書、860円+税)
・『「毒親」の正体』(水島広子、新潮新書、720円+税)
2.うれしかったのは、息子のタクロウとお嫁さんのユイさんから配送の都合で数日遅れの父の日のプレゼントが届いたことです。
私たち夫婦が大好きなナッツ。
うれしいな。
両家の尊敬・信頼の環境で生まれ育ったこんなカップルです。
(6月17日の義母の卒寿の祝いの会で。
2人で写真アルバム作成中)
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<お目休めコーナー> 6月の花(21)