アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

毎年、この8月末になるとやたら訪問数が多くなるブログの記事があります。

2011年10月12日付けブログ 芥川龍之介の『手巾(ハンケチ)』を読む 

です。

私が想像するところ、夏休みの宿題の読後感想文に困って親の入れ知恵か、私のこのブログをパクって素知らぬ顔で提出している中学生がかなり多いのでしょう。

私は宿題に困ってこのようなことをするのを大目に見ています。

困り果てて自ら死を選ぶよりは、あるいは、やや軽微に登校しぶりをするよりはましだと思います。

ところで、あなたは私が大げさに書いているとお思いでしょうか?

最近の新聞記事の2つをご覧ください。
記事の前に2つのグラフを。

1.産経新聞  2021/8/19 21:09
子供のSOS、見逃さないで 不登校新聞が緊急アピール
https://www.sankei.com/article/
20210819-KN2FVQRZOJNQ5ARW34ZCE2TEMA/

文部科学省の調査によると、不登校となっている小中学生は令和元年度、約18万1千人で過去最多を更新。
高校生は約5万人で前年度を下回ったが、横ばいが続いている。

要因は小中高校とも「無気力・不安」が最多。
「友人関係」も多く、小中学生では「親子のかかわり方」、高校生では「生活リズムの乱れ」なども目立つ。

一斉休校や在宅勤務の拡大を受け、子供が保護者と家庭で過ごす時間が増えたことで、家族間の衝突やストレスが増大。
一方、学校でも教員の多忙化や行事の中止といった環境変化で息抜きやストレス解消の機会が減っているとされ、感染拡大が続く中、不登校が増える可能性がある。

2.日本経済新聞 電子版 2021年8月22日
細る「いのちの電話」 相談員減少、自殺増への対応苦慮
https://www.nikkei.com/article/
DGXZQOUF193SQ0Z10C21A5000000/

コロナ禍で自殺者は増えている。
警察庁と厚生労働省によると、20年の自殺者数は前年比4.5%増の2万1081人。
リーマン・ショック直後の09年以来11年ぶりに増加に転じた。
外出自粛や失業などで孤立する人が増え、女性や若者の増加が目立つ。
21年も7月までの自殺者数は1万2564人で前年同期(1万1443人)を上回った。


あなたも子どもたちが困り果てて自ら死を選ぶよりは、あるいは、やや軽微に登校しぶりをするよりはましだと思いませんか?

◆ヒューマン・ギルドでは YouTube アドラー心理学専門チャンネル で子どもたちばかりか勇気をくじかれた人たちを勇気づける人たちのために発信をしています。
関連する数点をご紹介します。

・【アドラー心理学】不登校・登校しぶりにどう対応するか
https://www.youtube.com/watch?v=u2A4YDwOv3w

・【アドラー心理学】ちょっと待って、その行為(自殺)
https://www.youtube.com/watch?v=lQSPwOlsLYo&t=133s

・劣等感と付き合う6つの心得
(本日21:00から配信)

・不登校児の親としての覚悟
(9月6日21:00から配信)

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