アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日は、ディスカヴァー・トゥエンティワンの編集担当の大田原恵美さんから『みんな違う。それでも、チームで仕事を進めるために大切なこと』の重版連絡(1,000部)が入りました。
これで累計10,000部達成です。
私はこの本をアドラー心理学に基づいて組織を活性化する本として書きました。
今週の月曜日の晩には、『なぜ、それでも会社は変われないのか ー危機を突破する最強の「経営チーム」』(日本経済新聞出版)をテキストとして中小企業診断士の勉強会(マネジメント・カウンセリング研究会)を行っていました。
昭和・平成・令和と行き抜いてきたシニア世代は、日本のピーク時とその後の凋落ぶりを身をもって体験しているので、とてももどかしい思いを抱いています。
この本では、「予定調和」「前例踏襲」など思考停止に陥っている日本の組織の弊害を改めて「挑戦文化」となるよう、ストーリー仕立てで書かれた本です。
同じ著者の『日本的「勤勉」のワナ』(朝日新聞出版朝日新書)の方がコンパクトで読みやすいかもしれません。
この本については、2023年1月4日付けブログ 「今年最初に紹介したい本:『日本的「勤勉」のワナ』」としてかなり気合を入れて書いているので、ご参照ください。
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https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20230104
もっと気安く「組織開発」について学ぶには、『マンガでやさしくわかる組織開発』(中村和彦著、松尾陽子マンガ、日本能率協会マネジメントセンター)をお勧めします。
業績はいいものの休職者・退職者の数が増加している自動車販売店が舞台。
業績はいいものの休職者・退職者の数が増加している自動車販売店の店長(魁忠治)は、活気のない職場を何とかしようと、さまざまな対策を試みるものの、思ったような反応・効果が得られません。
そのような中、大賀自動車人事部・組織開発チームの水科奈々子に出会い、職場活性化に取り組むストーリー仕立ての中で、組織を活性化するにに必要な「考え方「と「実践のヒント」が身につく本です。
著者の中村和彦氏(南山大学文学部心理人間学科教授)は、中小企業庁が進める【伴走経営】に指導的役割を果たしている方です。
組織を活性化するとして4冊の本を紹介しました。
組織を活性化することに関心をお持ちならば、次の順がいいかもしれません。
①『みんな違う。それでも、チームで仕事を進めるために大切なこと』
➁『マンガでやさしくわかる組織開発』
➂『日本的「勤勉」のワナ』
④『なぜ、それでも会社は変われないのか ー危機を突破する最強の「経営チーム」』
また、講座で組織を活性化することを学びたい場合は、アドラー心理学ゼミナールをお勧めです。
■第202回の8月4日(日)の概要は、次のとおりです。
タイトル:「組織開発・組織風土改革の観点からアドラー心理学を考える」
講師:杉本優美子さん(株式会社スコラ・コンサルト プロセスデザイナー)
内容確認と申し込み
会場参加:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1177
オンライン参加:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1178
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