おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。
名古屋経由奈良に来ています。
昨日(5月10日)の午後は中部生産性本部主催の2023年度 労組生産性大会の「多様化する時代の労組の姿とは」で「組織が活性化する心理的安全性」のタイトルで講演を行いました。
会場とオンラインを併用するハイブリッド型の講演で、受講者は予定されていた180数人を大きく超えて223人に達していたようです。
講演/研修柱を次の3つにしていました。
(1)75歳の私に今までに見えていたもの
(2) 組織が活性化する心理的安全性
(3) アドラー心理学による実践的な方法とは
(1)「75歳の私に今までに見えていたもの」では、次のスライドを使って日本の生産性低下がさかんに言われているが、分母のインプット部分の「人件費、原材料など)を低下ばかりにこだわってアウトプットを高める付加価値に意識が向いていなかったことを指摘しました。
(3) 「アドラー心理学による実践的な方法とは」では「人は変わるか?」の問いかけには90%を超える人たちが挙手し、労働組合幹部のモチベーションの高さを感じました。
「人は自覚的な努力を積み重ねることによって変わることができる」に加えて「恐怖によるモチベーションは心理的にも効果がない」というメッセージが心理的安全性と関連付けられてしっかりと受講者に通じたようです。
中部生産性本部 の名古屋では2015年9月に講演を行ったことがあり、その時のご担当の方が私が講師を務めるときっと受講者が湧き立つだろうとの思惑から講師依頼があったようです。
7年半の年月を経て、コロナ禍が一段落したこの時期だからこそのお声がけがうれしかったです。
◆ヒューマン・ギルドでは1985年設立以来2,000社を超える法人研修を行っています。
ご要望に応じた研修をご提供いたしますので、本人研修からちょっとした講演までお気軽にお声がけください。
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