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アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日は2つのことを書きます。

1.10時間24分に及ぶフジテレビ記者会見から学ぶこと
2.『緊張やわらぎメソッド』出版記念YouTubeライブ終了

1.10時間24分に及ぶフジテレビ記者会見から学ぶこと

一昨日から昨日の2時過ぎまで休憩を少し挟んで10時間20分行われていたフジテレビの記者会見は、私の知る限り史上最長・最低レベルの記者会見の印象を持ちました。
その根拠は、次のとおりです。

(1)ルール欠如の【レッセフェール】(放任主義)の記者会見
(2)記者たちのレベルの低さ、資質のなさ

(1)の「ルール欠如の【レッセフェール】(放任主義)の記者会見」については、16:00から始まった記者会見には、フジ・メディア・ホールディングス、フジテレビの役員(元も含む)が居並び、フジテレビの社員の司会で始まりました。
しかし、記者の質問が挙手・指名で決まり、一人2問のルールと役員のトイレ離席など最低限のルールは伝えられていても、夕食時間、一斉休憩、意見と質問の分離、指名者の明確化などは定かでなく、全共闘世代を生きた私にはまるで、極端に言えば中国の「人民裁判」、穏やかに表現しても、「つるし上げ」のように見えた場面がありました。
フジテレビの新社長を除くと60歳代、70歳代の人たちにとっては「拷問」のように感じたことでしょう。

(2)「記者たちのレベルの低さ、資質のなさ」については、一部にこの機会を自己PRの場とし、自分の政治信条をアピールしたり、勝手な思い込みのストーリーに誘導尋問しようとしたりする人がいました。

中居正広氏と女性アナの間に「同意があったか不同意だったか」を詰め寄ったフリー記者は、30分近く話題を独占していました。
さらには、親会社のフジ・メディア・ホールディングスと子会社のフジテレビの関係がよくわかっていない記者もいて、100人以上質問した中で半分以上は記者の基本的な資質に欠けているようでした。

ところで、一夜明けて「週刊文春」は、とのトラブルが起きた当日の会食について、女性はフジテレビの幹部社員に誘われたなどと報じていましたが、その後の取材で女性は中居氏に誘われたことがわかったなどとして、おわびして訂正する記事が出ました。

「週刊文春」は、先月26日、おととし、中居氏と女性との間でトラブルがあり、その後、解決金を支払ったとする記事を掲載しました。

トラブルがあった当日の会食について、「中居氏を含む大人数で食事をしようと誘われ、フジテレビの幹部社員に言われたからには断れないと参加した」、「直前になって女性と中居氏を除く全員が行けなくなり、密室で2人きりにさせられた」などとする知人の証言を覆したのです。

週刊文春が電子版の記事の冒頭で、その後の取材で「女性は中居氏に誘われ、幹部がセッティングしている会の“延長”と認識していたことがわかった」としておわび訂正したのです。

これは大問題です。
前提が覆ったわけですから。
しかも、取材元が被害を受け中居氏から9,000万円を受け取ったとされるXアナではなく、彼女の知人の話をもとにしているのです。

私は、フジテレビだけでなく文芸春秋社もまた記者会見を開くのが公平だと思うのですが、いかがでしょうか?

2.『緊張やわらぎメソッド』出版記念YouTubeライブ終了

昨夜20:00開始の『緊張やわらぎメソッド』出版記念YouTubeライブイベント(オンライン開催)にお招きを受け出演しました。

1時間10分、穏やかに、気の合った3人で語り合えました。

私の「内気・緊張」体験を語りましたし、【自己肯定感】と【自己受容】の関係についても、明確にできました。

今からでも視聴できます。
こちらからどうぞ
   ↓
https://youtube.com/live/-Si-yptLXtY

『緊張やわらぎメソッド』の本も強くお勧めです。

 

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