「ゴーヤ」の花
以前のブログに、一人住まいの友人から便りがなく気になっていることを載せた。
その友人から、久々に、ハガキが来た・・・やはり、体調を崩していたとか・・・。
何時もより、多少、文字が乱れているようにも思うが、しっかりした文章に、ほっとする。
友人には、近くに住むご家族があるから、遠方の私が心配をする必要はないのだが・・・でも、まずは安心!。
前のブログを書いたときに、確か、拉致関係の事も考えていたが、その後の新聞に下記の文章が載っていた。
毎日新聞 記者週記から・・・小さな後ろ姿(抜粋)
静かな笑みを浮かべる老夫婦の姿にせつなさを感じた・・・「猫をたくさん飼っていた」。期待したはずの金元死刑囚からの情報は、思い出話でしかなかった・・・今回の来日はVIP扱いなどと批判もあった。ただ、たとえ少しの間でも夫婦が慰められたならのなら、意味はあったのかもしれない。背中をかがめて歩く父。気遣いながら隣を歩く母。会見場を後にする小さな後ろ姿に、そう思った。
私は感傷的過ぎるかも知れないと、十分承知の上で・・・この記事を読んだ時に、涙がじゎーと出てきて、目をシバシバさせる程の痛みと悲しさ(大げさではありません)を感じたのだ。
何を隠そう、私が帰郷を決断した一番の理由は、遊びに来た母を、1週間ほど滞在してから東京駅に送る度、新幹線に乗り込む母の「小さな後ろ姿」を見るのが、何よりも辛かったから・・・その姿が、会う度に、だんだんと小さくなってくようで・・・横田さんご夫妻に、安らかな日々を戻してあげれる方法はないのかと思う・・・心から、そう願う。
東京の友人に、早速、ハガキに「ゴーヤ」の経緯をしたためて送った。
映画「The Lord Of The Rings」から・・・エンヤ「May It Be」。