ご近所では、日当たりは、余り良くないのに、「一番先に咲く梅」が、見事な花を付けていました。
右側の写真は、我が家の、日当たりは、かなり良い方なのに、まだ咲かない梅の花です・・・ご参考まで。
母が12月初めに亡くなった為、12月分の年金がもらえると言うので、何とな~く、これを寄付しようかなと考えていたんですね。
先日(毎度スミマセン、日時の確認が出来ませんが、最近の事)、TVで、トマ・ピケティ氏なる人の「新資本論的」な講演を放映してました。
富の集中が何たら、貧富格差がとうたら・・・ボーッと見てましたが、殆ど、「富など我には無関係」と、聞き流していました。
毎日新聞、2月6日付「コラム発信箱」に、そのピケティなる方の「21世紀の資本」という話題の本について載っていました。
で、ちょっと、読んでみましたが、貧富の差が開くのは、株や不動産という資産が一部の人たちに集中しているせいで、だから、資産をいっぱい持っている人からもっと税金を取ろう・・・というような内容らしいのです。
それに対して、かの有名なお金持ちのビル・ゲイツ氏が言うのは、問題は相続遺産たっぷりの富であり、「財産の半分以上を寄付に」と呼びかけているのだそうですよ。
全く、我には関係ない事ですから、相変わらずの斜め読みで、最後に来て、「へっ?」と思った所がありました。
日本では、個人金融資産が1600兆円(どの位の価値かさえも想像できない)あるのだそうです。
イギリスの団体CAFが出している「世界寄付指数」によると、昨年、過去1ケ月(何時から1ヶ月なのか不明)に寄付をした人の人口比で、アメリカは6位、日本は62位だったと言うのです。
どういう場合から「寄付行為」と認知されるのかは不明ではあるが、確かに、進んで寄付をと公言出来る人は少ないように思えます。
母の微小なる年金を寄付しようかと考えていた私自身、今年の春から自立を始めようとしている母の曾孫に、「ひいおばあちゃんからの援助金」として渡してしまったのですから・・・貧しい(財布も心も)と、結果は明白ですよね。
ただ、貧しいから何も出来ない、何もしないという考え方に埋没はしたくない気がするのです。
「世界寄付指数」には、全く影響のない、微々たる(それも、これ以上微々はない)貢献が実施出来たら良いなと思うのです。
「梅」は咲いたけれど「桜」は未だ・・・「河津桜」より先に咲くという「伊豆の国桜」の開花状況です。