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IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

「天竜峡」まで日帰り往復列車旅!

2017-11-02 17:48:43 | この頃思う事

「天竜峡お散歩道」に咲いていた山野草(下部写真参照)は、ヨメナかノコウソウだと思うが、その違いが分からない(若しかするとミヤコワスレかも・・・要するに、分からない!という事)。

 


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「天竜峡」とは天竜川流域にある景勝地・・・で、友人も行ってみたいと思っていたと言うので、昨年だったか、計画だけはしたものの、なかなか実現出来ないでいた。
ホントのところは、「行って見たい」という思いだけはあるが、「行こう」という行動までは持っていなかったという事だろう。
でも、計画した事を放置しているのは、気持ち的には不完全燃焼で、今秋になってから、ともかく、出かけてみようと言う事になった(私自身は、春の飯田線で、のんびり旅をしたかったが、とりあえず、秋でもイイカナ・・・と)。

11月1日、懸念材料だった台風も去って、青空も見えるハイキング日和である。
「三島」から「豊橋」まで新幹線、「豊橋」から「天竜峡」までは飯田線・特急(座席指定)と、往路は贅沢に・・・というのは、目的地に到着する前に疲れてしまう事を避けるためである(何せ、老女二人旅だからね)。
約4時間の列車旅は、車窓からの風景を楽しむことなくおしゃべりに邁進し、案外、時間を感じることなく着いたけれど、肝心の「天竜峡」は景勝地であるのは間違いないが、思っていたほど、紅葉は無く(時季的には、多少、早かった?)、1時間程で、ゆっくり一周できるという散歩道を、2時間程かけて歩いた。
途中、「リンゴ園」を見つけて、急遽目的変更、「リンゴ狩り」に向かう。
「リンゴ園」に入ると、「サンフジ(と言ったかな?)」の、ほゞ、鈴生り状態の木が目に飛び込んできた。
リンゴ園主に話を聞くと、まず最初の場所で観光客の目を引くようにと、摘果を抑えてあるのだそうだ・・・成る程、成る程!・・・と感心する。

友人が、その「サンフジ」の託送依頼したところ、完熟するのに、後、半月ほど掛かるけれども、それからでも良いか?と聞かれたが、今までの経験から、託送された果物があまり美味しくない事があったから、この園主の計らいは、当方には嬉しい事だと思った(最近、大企業での不正発覚にウンザリしていたので、これを信じられるかなぁ・・・という思いも無きにしも非ず、でも、今日は信じて置く)。

 ←左:サンフジ(無袋) 右:新種だそうで、名前は忘れた(ゴメン!)

この「天竜の地」は、友人の物故されたお父様とお兄様の、仕事上ゆかりのある場所だったそうで、その地を踏めた事で満足できたと言う。
何であっても、楽しめる気持ちが大切だ・・・と、ちょいと言い逃れ的匂いのする発言だけれど、紅葉観賞ならぬリンゴ園観賞の旅ながら、それなりに、寛いだ一日旅となった。

復路は、出たとこ勝負の電車(15時発の普通電車)に乗り、「三島」に着いたのは、午後7時、いやいや、お尻が痛い!が、駅前で夕食(友人のご馳走でお寿司を頂く)を済ませて帰宅した。

殆ど車中(往復8時間)で過すという、メインの観光も、美味しい食事も、何も無いこの旅であったが、何も無い(与えられない)旅にも、心を和ませ、新たなるものの発見があるという事を、友人が納得していたら、それが最高の旅なのだ・・・と思っている(納得してくれていると確信している)。

 



 

コメント (7)
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