これが最後の花・・・と思っても、また、ポツリ、ポツリと咲く「薔薇」に、剪定をすべきかどうか悩んでしまう。
もう昔の話だし、そう回数も経験していないから、かなり自分本位の考えだけれど、海外旅行をする時、不可解で不愉快な感じがぬぐえないものがあった。
その一つは「燃油サーチャージ」であり、もう一つは「空港使用料」だ。
勿論、それなりの理由付けがあり法的に認められたものだと理解はしているが、「企業努力」の欠けたところを間接税まがいで一般人が誤魔化されているような気がしてならなかった。
そうならば、「駅使用料」とか「バス停使用料」なども、運賃とは別に加算を認めても構わないのか・・・という理屈をこねたくなるのだ。
昨日のTVでも聞き、新聞にも載っていたが、「出国税」を課すというニュースに、もう「出国」には関係ない私でも、「なんだよ、コレ!」って思ってしまったのだ。
年々増加の傾向にある外国人観光客が税金増収のターゲットにされた感じと、この観光客増員に向け、必死に努力してきた旅行関係者の足を、国の権利を行使して引っ張ろうという政策なのか、それとも、「濡れ手で粟」と安易的便乗なのか・・・極めて不愉快な気分である。
正当に課税された税金は、当然、徴収されて良しであるが、何とか、隙間隙間を這いつくばって(いるようだ)かき集める程に国家の財源が窮しているのならば、「節約」をすべきであり、それを国民に向かって、「丁寧に」「誤魔化さず」理解を求める事が先ではないか・・・と、そう考えるが、浅はかで愚かな国民に説明するのは無駄な労力なのだろうか・・・ねぇ。
私の僅かな経験からも、「旅行」であれ「旅」であれ、旅人のココロを暖かくするのも冷え込ませるのも、ちょっとした出会い、出来事だと感じている。
我が町には、「お代官様の屋敷」が残っている。
また、近隣の町には「出女入り鉄砲の悪名高きお関所」遺構もある。
その時代の彼ら達すべてが、「悪代官」で「傍若無人な小役人」だとは言わない(多分に映画の印象だが)けれど、一度付いたイメージを拭い去る事は、極めて難しいものだ。
我が「美しい日本」を求めて来られた方々が、出来る事なら、そのイメージを保ったまま帰国してくれたら嬉しいと願う、無知なオバサンのこんな意見も、賢くてエライ方々の小耳に挟んで置いて欲しいものと思っている。
「ミニ薔薇」だから、そう大きくはならないだろうが、来年は、もっと大きく育って欲しい・・・と無理な希望も。