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IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

「グレーヘアで生きる」事とは・・・

2018-09-18 19:48:17 | この頃思う事

     ←(拡大可能)「ニラの花」

母の生前中に、新鮮な卵を食すために鶏を20~30羽程、屋敷内に鶏舎を作って飼育していた。
今は、世話が大変なので、近隣で養鶏をしている方に引き取って貰ったが、その鶏のエサの中にニラを混ぜて与えると、何故か卵をよく産んだように思う。
そのニラが、かつて鶏舎の有った場所に、毎年、自然に芽を出して花を咲かす。
花を眺めながら、時折、考える・・・母の事、卵の事、鶏の事、etc・・・そうそう、卵を奪いに日参する蛇の事。


 

 

先日、数か月振りに、髪をカットした。
美容師さんに「お久しぶりです」と言われたので、そんなに間隔が空いていたのかと思ったが、その美容師さんが担当するのが久し振りだったのだそうだ(2人で交代勤務)。
美容師さん曰く、「良いですねぇ・・・この髪の色」と、白髪染めをしない私の髪の毛を褒めるのだが、なんともコソバユイのである。

 

9月16日毎日新聞「くらしナビ・ライフスタイル」欄に「グレーヘアで生きる」という記事が掲載されていて、明日が「敬老の日」だから載せたのか、それとも、今日的話題なのかは分からないが、ナレーターの近藤サトさん(50)と、日本化粧品経営の北原邦子さん(65)の生き方について記載されていた。
北原さんは50代で白髪染めを止め、近藤さんは40代で(お二人とも直接の原因はアレルギーだったようだ)「東日本大震災という緊急時にまで髪の毛の色を気にするとはなんて小さな人間だろう」と、髪の白いことに縛られていた自分に気が付いて白髪染めを止めたのだそうだ。
「今は見事に呪縛が解けて、自由な気分で清々しい」「60歳の時に『いつまでも若いね』と言われるより『いい年の取り方をしているね』って言われたい」と一歩を踏み出し、後悔はしていないと言う。
北原さんも又、「潔く老いを受け止めようと白髪染めを卒業」したのだと言う。
(一部記事の文を引用)

ま、このお二人に限らず、グレーヘアスタイルでキメてる人は、皆、キチンとおしゃれにも気遣っているから、当然、どなたが見ても素敵である。
私のように、グレーヘアだと気取ってみても、全く、山姥と見分けがつかない(だから私はグレーヘアなどとは言わないで『白髪』と主張しているが・・・)のでは、声高らかに賛同の意を述べられないが、でも、皆さんの言われている主旨には同意したい。
そう、「若く見せるのではなく、自分らしい生き方を考えるようになった」という事に・・・

 

因みに、我が白髪染め卒業のキッカケは、ただ単に、「お金と時間の無駄」と思っただけ・・・という次元の低い動機だったが、それがコソバユクなる原因であるな。

 

コメント (7)
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