IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

記憶が薄れていく・・・

2018-09-26 14:08:41 | この頃思う事

「ほうづき」の写真を油絵タッチに加工しました、如何?

 


 

今週の天気予報では雨や曇りで、スッキリとした秋空は期待できないようだ。
でも、「秋の長雨」という言葉があるように、案外、秋は雨が多い。


そんな時、たまたま見ていたTVで、「狩野川台風」被害から60年経ったという事を聞き、「そうか、60年ねぇ・・・」と感慨深いものがある。
1958年(昭和33年)9月27日未明(26日だと思っていたが)、台風22号による豪雨で、狩野川の堤防が決壊し、中伊豆地方では大きな被害を蒙り、当町と隣町だけでも860名近い方々が亡くなったり行方不明になった(総計では1300名近くという事で、私自身は確かな数字は記憶にない)。

当時、私は小学6年生で、我が小学校でも生徒が4~50名亡くなったような気がする(これまた、定かな記憶は無い)。
私のちょい親戚関係にあった同級生も、洪水に流されて亡くなった
その日(短縮授業だったのか、正規授業だったのかハッキリしないが)、その同級生との「さよなら、またね」と言った別れ際の言葉が、長く心に残った・・・そう、永遠の別れになってしまったのだから。

毎年、相変わらず自然災害(ばかりとは限らないけれど)が繰り返し発生し、多くの方々が、大事な人や物を失くしたりの被害を受けている。
「どうにかならないものだろうか・・・」と、何時も心が痛むが、半ば、「どうしようない・・・」という気持ちになるのも現実だ。

わが故郷で60年前起きた台風被害を、直接、体験した人たちもだんだん少なくなって、被害の実感は薄れて行くだろうが、ある意味、記憶が薄れる(忘れる?)事も、人間には必要な事なのかも知れないと思えるのだ。
人間が過ちを起こさぬよう「記憶する」事は大事であると承知しながら、「人間は賢くない」という事が頭から離れない。



当地は、昼から雨が降り出した。
午前中、大急ぎで、庭の「トレニア」を片づけ終わり、一応、気になる場所は片づいたので、ゆったり珈琲タイムをしながら(働いても働かなくても珈琲タイムは欠かさないが・・・)、また、台風が接近しているというニュースを聞いている・・・被害が無ければ良いが。

 

 

 

「あじさい」を挿し木で増やしたが植える所が無くて、あちこちに分散植替えをする。

 

「柘植」の伸びた枝を切り、草に埋もれて腐ってしまいそうな「カイウ」を救い出す。

      

「タチアオイ」の面積を三分の一に減らし、周りを畑に使えるよう耕す。 庭(片隅の)一面に茂っていた「トレニア」を撤去。

 

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 雨樋を清掃した結果、軒下に「蜂の巣(空だった)」という「おまけ」を見つけた。

 

以上が一連の清掃作業だったが、最初に手掛けた場所には、もう草が目立ち始めている・・・ま、仕事が出来て有難い(?)です。

 

コメント (6)
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