←我が家が半日村になる前には、「ハナズオウ」も、ビッシリ花を付けたけれど、現在、この程度・・・ちょい悲しい!
4月の年金振込の日、年金とは別に「ショクギョウアンテイキョク」から大金(?)3,729円が入金されている。
はて、何じゃこれは?と、しばし考えてみて、そういえばと思い当たる事があった。
去年暮れだったか、今年に入ってからだったか、「厚生労働省」から「雇用保険の追加給付に関するお知らせとお願い」という通知があり、何やら、私が受給した期間に、雇用保険の計算間違いがあったらしく、もし該当すれば振り込みますというような書面に必要事項を記入して送付した事があったのだ。
深く考えもせず、その書類を送付した後、若しかすると「新手の詐欺」だったのかも知れないなぁ・・・という不安が、少し、よぎったが、まぁ、何か動きがあったらその時考えよう・・・で、忘れていたのだ。
結果的には詐欺で無かったが、それにしても三千余円の事、経費の方が掛かるんでないの?と思ってしまう。
以前に、年金の計算間違いとかで追加して貰った時も、微々たる金額だったし(幾らだったかも覚えていない)、交通事故で貰った見舞金も帰り途で無くなってしまうような金額だった事などを思い出して、よくよくお金には縁のない人生だと溜息したが、本来的には、私には違う人生が控えていた筈だったのに・・・
何時頃の事だったか、今は、まるで思い出さないけれど、何かの運勢本に「あなたの一生は、お金に苦労しない」と出ていた事だけを真摯に受け止めて(真に受けて?)、やぁ、私の人生は保証されたようなもの・・・と、楽観視してしまった(当時からイイ加減だっただけ)。
その後の人生は、当然の如しで、保証されているのだから「老後に備えて」なんて有りようも無く、給料(スズメの涙とは言わないまでもカラスの涙程度の)は使い果たし、偶にバイトで入って来るお金は大判振る舞いと、お気楽に過ごして来た。
現在、微々たる年金収入のみだが、「お金に苦労しない運勢」を心の友にして、何とか生き続けている、そう、若し、「お金の苦労がある運勢」だったら、この程度の苦労では済まなかっただろう・・・と、言い聞かせながら・・・ね。
まぁ、無いものは無いのだから、有る事を前提とした物の考え方をしないだけの話ではあるが・・・
でも、我が人生に於いて、時々に遭遇する「お金との出会い」について振り返れば、まず、どんな職場にしろ働く場所に困ったことが無い(つまりは海外旅行にも度々出かけられる給料が得られた)、その給料が不足気味の時、近場で、結構、気楽なバイトに恵まれ、小遣いに不自由は感じなかった、定年で実家の戻った時、適当な(介護をしながらだから)働き場所が見つからず無職と決めたが、数か所の知人から経理の相談を受け、それなりの収入もあった等々・・・お金に苦労はしてないな・・・と、改めて思うが、まぁ、「お金が無いから、お金のある苦労をしない」という事だったかも知れないね(やや自嘲気味に)。
ところで、「ショクギョウアンテイキョク」から頂いたお金は、我が家の姪の子供たちが(親の介護をしてくれている)二人して出かけるというので、小遣い(私が連れて行けないから)として渡してしまった・・・まぁ、役には立ったという事よね。