IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

十月、神無月です!

2023-10-01 10:17:58 | この頃思う事

「酔芙蓉」・・・上段画像:AM8:44撮影 下段画像:PM3:29撮影

鉢植えにしてある「酔芙蓉」を花瓶に飾っていたら、随分と根が伸びて来た、そのまま捨てるのはかわいそうに思い、畑の隅に植えて置いてから、3年か4年?経つが、かなり成長し、花をたくさんつけてくれる。
でも、畑にあるので、ちょうどいい開花時を観ることが出来ない(忘れるから)が、思いがけず、開花に遭遇すると、すごくラッキー!な気分になる・・・「大自然に癒される」って、こういう事?

 

 


 

     

十月、「神無月」である。
爽やかな秋空の下には、この夏に手つかずで放置したままの花壇があることに、「ため息と焦り」を感じる(上記画像参照)。
そもそも「神無月」とは、「八百万の神々が出雲大社に集まり,他の地には不在になる月」だそうで、我が身辺にも神の存在があり、程よい解決策を講じてくれる・・・など期待してはいけないのだと、既に諦めの境地にいる。
とは言うものの、神や仏がいないからって、この花壇を放置したままと言うのは、明らかに神への冒涜(大袈裟でスミマセン)であるから、ともかく、10月第一週から、花壇の草取りを開始する覚悟をした。



「十月」は我が誕生月であって、月後半には満77歳となる。
私自身は、基本的に、年齢にこだわる気持ちは殆ど無い、だから、年齢で行動(決断)が変わることも無い。
が、しかしである・・・心とは裏腹に身体が動かない、疲れる、興味が湧かない、持続しない・・・のが、紛れもなく事実であると認識せざるを得ないようになった。
2、3日前のこと。
知人に、一日でも早く、どうしてもお届けしなければならない物が有り、歩いては行けないし、タクシーを呼ぶのも面倒だし・・・と、いろいろ難癖をつけ迷っていた時に、ふと、車を持っている友人を思い出し、時間があったら同行してほしい旨を話すと、二つ返事でOKを貰った。
その帰り道、お礼にと、珈琲でもおごると言うと、「だったら行きたいところがあるけどいいかな?」と言う・・勿論、どこでOKなのだが、その場所が、私自身が何となく予想していた場所より遠くて、心の内で密かにビビったのが本音で。
こんな具合に、ちょいエネルギーが不足していることを実感し、その調整に、結構、難儀しているのだ。


小さな出来事であっても、ほんの少しずつ、思いの「狂い」と言うか「距離」と言うか、現実との差を認識するようになった。
だから、おとなしくお家にいれば・・・という事も出来ないのも事実。
どうも、これからは自分勝手に思うままに振る舞う・・・ということには行かないだろうと認識はある。

誰かのお世話になることもあり、誰かをお世話することもあり・・・そんな風にして、だんだんと人間らしく変化して行く自分(今までは、大きな顔をして「私は人間」と言えない状態であったしね)を感じ始めている・・・これって、やはり「老境の域に達した」ことなのかね。

コメント (5)
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