見もの・読みもの日記

興味をひかれた図書、Webサイト、展覧会などを紹介。

2015祇園祭・後祭

2015-07-26 17:24:03 | 行ったもの(美術館・見仏)
7月24日(金)所用のため京都に出張することになった。少し早めに到着して、祇園祭・後祭(あとまつり)の山鉾巡行が、四条烏丸に終着するところを見物。

山鉾巡行を二回に分けるのは、本来の祇園祭の姿に戻したもので、2014年から始まった。17日の前祭(さきまつり)で23基の山鉾が巡行した後、24日の後祭(あとまつり)では10基の山鉾が巡行する。

「くじ取らず」で後祭の巡行の1番目に行く橋弁慶山に続くのは北観音山↓。装飾品が中国風で、私の好きな山だ。



役行者山↓は、法螺貝を吹き鳴らして修験者一行が先導する。白黒の縦縞の半被が派手。



八幡山、鈴鹿山に続いて、南観音山↓。後ろに青々とした柳?の枝を垂らしている。北観音山もそうだった。



鯉山(異国風のタペストリーを飾る)、黒主山、浄妙山が過ぎると、いよいよ、最後に大船鉾。実は昨年、150年ぶりに復興される大船鉾が見たくて、小雨の中、鉾建て(組立て)の様子を見に行った。今年は、完成された雄姿を見ることができて、大満足である。



目の前にせり出して来たときは、一瞬、自分が洛中洛外図屏風の中にいるような気持ちになった。



最近、四条通りの歩道が拡張されたことは、観光客にとってはありがたい。車道が狭くなって、京都市民は迷惑しているらしいが。あと、少なからぬお店が入口を開けて、店内の冷気を歩道に流してくれているのは、大変ありがたかった(中国の街みたいだと思った)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする