このブログでは、日本のドラマのことを書かなくなって久しいが、全く見ていないわけではない。いまはNHKドラマ10『大奥』を、けっこう熱心に見ている。原作は読んだことがなかったが、森下佳子さん脚本のドラマは、だいたい私の好みに合う。先週末、銀座蔦屋書店イベントスペースGINZA ATRIUMで 『大奥衣装展』(2023年11月17日~11月19日)をやっているというので見てきた。
第8代将軍・吉宗の衣裳。先日、和歌山に行ったときも思ったけど、もう吉宗と聞くと、真っ先に冨永愛さんの凛とした姿が思い浮かぶようになってしまった。
瀧山の流水紋の裃。ドラマの序盤、吉宗に仕えた水野祐之進の裃と同じかと思ったら、違うデザインなのだな。幕末史に疎い私は、大奥最後の御年寄・瀧山というのが実在の人物であると、最近知ったところ。
これは第13代将軍・家定の衣裳。と言われても、あまり印象がなかったのだが、原作コミック第15巻の表紙が、まさにこの文様・この色合いの打ち掛けを着ていた。再現力がすごい。淡いオレンジ色の丸いものは吉祥文様の橘かな? かわいい。
この展覧会、横浜・水戸などへの巡回も予定されており、展示衣装は会場によって異なるようだ。
私は、銀座蔦屋という書店に来たのが初めてで、およそ書店らしくない(しかし、いまどきはこれがスタンダードなのかもしれない)雰囲気に圧倒されてしまった。書架の間で、さまざまな展示やイベントが行われているのは面白かった。これは、彫刻家・三好桃加の作品展『仁王像たちのオフの日.2』(2023年11月11日~12月1日)。この作品、ネットで見て気に入っていたので、驚きつつ、嬉しかった。
このドーナツ、ミスドのストロベリーリングかな。私の好きなやつ。