素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

❀桃源郷を歩く❀

2014年04月15日 | 春景色

は最高の季節ですね。

                                                                                               お正月は、新しい年が来たと気分的な節目になっていますが、春は行動も伴い、野や山に飛び出そうと気持ち的にも清々しく大好きな季節です。

『桃始めて笑う』 桃の蕾がほころび、花が咲き始めるころ。(新暦では、3月中旬ころを言うようです。)                                 花が咲くことを、昔は、笑うと言っていたようです。

二十四節気の『清明』とは、4月5日頃を言うようです。                                                            清明とは、すべてのものが清らかで生き生きとする頃のこと。若葉が萌え、花が咲き、鳥が歌い舞う、生命が輝く季節の到来です。

山梨の春の花の開花情報をみて、もう啓蟄は、とうに過ぎたのに、マイペースのノンビリした虫が動き出しました。

山梨の桃源郷は石和・春日居エリア、八代・境川エリア、御坂エリア、一宮エリアが御坂山塊を背に広大に広がっています。

標高差がもたらす自然の大パノラマ、最高の時期であれば、なだらかな斜面に沿い、ピンクの絨毯を敷き詰めた見事なまでの春景を見る事が出来ます。

 

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●長岡京『小倉山荘』●

2014年04月09日 | 春景色

京都の西山にある十輪寺と善峯寺を参拝した帰りに、善峯道から光明寺道に進んだところで、長岡京「小倉山荘」を見つけ立ち寄りました。

ここは観光する場所ではなく、お煎餅屋さんなんです。 食事もでき、甘味喫茶にもなっています。

小倉山荘のお煎餅は、一度食べたら癖になります。                   お年寄りでも軽い歯ごたえで食べられ、とても美味しいのです。機会あったら是非お試し下さい。

名前の通り小倉百人一首に関連し、店内の商品、庭園、食事のメニュー全てが春一色になっていました。

小倉百人一首は、万葉の頃から鎌倉期に至る時代の歌人百人の秀歌を一首ずつ集めた和歌集。                                      鎌倉期の歌人「藤原定家」が京都・嵯峨野の小倉山の麓にあった『小倉山荘』にて一首一首撰歌したと言われています。

この小倉百人一首は、百の歌がタテ・ヨコの合わせ言葉によって一枚の織物のように織り上げられ、そこには後鳥羽院が歌会に興じた山紫水明の水無瀬の里が浮かび上がってきます。                                                 小倉百人一首は、藤原定家が大恩ある後鳥羽院へ贈った賛歌集だそうです。

宮中の栄華ぶりを称賛する百人一首、第61番「伊勢大輔(いせのたいふ)の和歌。

《いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな》                                              この当時、八重桜は珍しい花であったようです。                      幾重にも重なり合う花の見事さと、宮中のスケール感が併せて伝わる大胆な歌です。  かつての都で雄大に咲いた桜に心奪われる貴族たちの様子が目に浮かびます。

 

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❀湯河原梅林❀

2014年03月10日 | 春景色

神奈川県の南西部に位置する湯河原温泉、温暖な気候で蜜柑が美味しく、潮風の香る街。『湯河原』  

そんな湯河原の梅林を見て来ました。

去年は国府津から曽我丘陵を歩き、曽我梅林を楽しみました。 梅林の中を歩くと、ほのかに香る梅花の香りは良いですね。

湯河原、真鶴は良い石が取れる所なのです。                          この湯河原梅林は幕山(626m)と言う山の斜面にあり、幕岩という岩壁は岩登りの格好の練習場になっています。

幕山山頂までの遊歩道は四季折々の草花が咲き、周辺を望む素晴らしい景観を楽しむことが出来ます。

特に幕山を背景とした梅林は人気を集めており、2月上旬から3月中旬にかけて約4,000本の紅梅・白梅が咲き乱れ「梅の宴」が開催されます。

現地の駐車場は狭いので、公共の乗り物を利用された方が良いと思います。      バスは優先的に走っていますから。車ですと1.5kmを3~40分かかります。

 

 

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◆安曇野の春◆

2013年05月08日 | 春景色

以前に登山やキャンプ、そして道祖神巡りで歩いた安曇野を、久し振りに訪問してみた。                                      春の信州はどこの景色を見ても、とても気持ちが良くて、特に北信は私の大好きな所です。そこで、今回白馬村のお祭りに参加しました。                       街道沿いで、音楽ボランティアの方々が心地良いで迎えて下さり、杉木立の中に響きわたるメロディーに、みなで感動の拍手を贈りました。

この時期は、集落付近の雪は消え、北アルプスの雪化粧が青空の中にクッキリと稜線を映し出し、例年であれば4月下旬を過ぎると後立山に雪形(代掻き馬)が見られるが、先日 白馬大雪渓で雪崩事故が発生したほど,今年は雪が多く、雪形が見られるのは当分先になりそうです。

 

でも集落付近では、田植えの準備が進んでいました。                       田植え間近の頃、まだ土が出ている田んぼに、水を流し込んで水田にする作業を「田水張る」というようです。                                            深く土を耕す田起こしをした後に水を張り、更にを植えやすいように代掻きという水の底の土をかき混ぜる作業をすると、田植えの用意の整った「代田」(しろた)になります。                                       田植えの済んだ田もあり、その水に映る北アルプスが素晴らしい。

姫川源流ではミズバショウが見られ、そこから白馬方面に向けて昔ながらの塩の道(千国街道)を散策しました。

小川沿いに沢山のツクシやタンポポそして山あいに入ると、おひたしや和え物にあう「ワラビ」や「ゼンマイ」が見られ、またゴマ和えや天ぷらにすると美味しいと言う「こごみ」も見かけました。                                    旬の山の幸が目も楽しませてくれました。

大糸線の南神城駅に近い『貞麟寺』では境内に、白馬の村花「カタクリ」が辺り一面にピンクの絨毯になっていました。

                                      カタクリは耐寒性があり、日陰を好むようですね。とても可愛い花です。

 

 

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❀ 富士芝桜 ❀

2013年04月21日 | 春景色

首都圏最大級、約80万株の芝桜が富士山麓の広大な敷地に咲き誇っていました。 好天の中、鮮やかな色のコントラストがとても美しい。

本栖湖には『竜神伝説』があり、かつて本栖湖に棲んだ竜が、お山の噴火を知らせ、村人を救ったと言います。                                                                                                本栖(もとす)と言う名は、元の巣・・・避難していた村人が、元の場所へ戻れたことに由来するのだそうです。

「富士芝桜まつり」会場の色鮮やかな花の文様は、巨大な龍をかたどっているとの事です。

その会場に向かう途中で、好天の青空にゆうゆうと泳ぐ鯉のぼりも見かけました。         最近では川などにロープを張り、たくさんの鯉のぼりを風に泳がせる祭りが全国的に見られます。

また、田打ちの始めや稲の種蒔きをする、農作業の目安とされていた、沢山の白い花を梢に咲かせる『こぶし』の花も見かけました。                                                                       開花時期は早春で、3月中旬から4月中旬で別名を「田打ち桜」と言うようです。

 

雪あたたかくとけにけり しとしとしとと 融けゆけり ひとりつつしみふかく やはらかく  木の芽に息をふきかけり もえよ 木の芽のうすみどり もえよ 木の芽のうすみどり         「抒情小曲集」より題名『ふるさと』 室生 犀星

おうい雲よ ゆうゆうと 馬鹿にのんきそうぢゃないか どこまで ゆくんだ ずっと磐城平の方までゆくんか           『雲』より 山村暮鳥

 

 

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☆春の花☆

2013年04月21日 | 春景色

万葉集の巻八を開くと春雑歌(はるのぞうか)から始まっているようです。             そこには野の草花を見つめ、自然の生き生きとした姿に触れ、春の到来を喜んでいました。

春は虫に限らず、さまざまな生きものが目覚め始めます。                 私も、そんな虫と一緒に詩や句を詠むことは出来ませんが、ブラブラ近くを歩いて見ました。

好天が続くと花粉や黄砂が飛んでいるので、二の足を踏んでしまいますが完全防備で、青空の下を歩くのも気分転換に良いように思います。                        小さな発見もあります。   

道ばたに自生する最も一般的な多年草の「関東タンポポ」、花後のタネが散る前の姿がタンポ(綿球)に似た穂であるところから「タンポポ」と呼ばれているようです

この時期、山歩きや近隣でも見かける事がありますが、色鮮やかな赤い「ボケ」の花は目立ちますね。バラ科と言うことでトゲがあります。                            この花は赤に限らず、ピンクや白もあるようです。

同じところで、枝いっぱいに黄色の花を付けた「レンギョウ」も見かけました。   高山植物もそうですが、原色の花はスッキリと目に映り、春の素晴らしさが実感できます。                                                   皆さんも是非、ご近所をブラブラ散策されることを、お勧め致します。

何年か前に京都府長岡京の乙訓寺(おとくにでらでボタンの花を見ましたが、当地のお寺でも「ボタン」に力を入れているお寺がありました。                                  日本でも古くから植えられていたようですが、平安時代に空海がもたらしたと伝えられています。

                                                   枝先に20cmにもなる大型の美しい花を開いて、花色も赤、ピンク、白、紫、複色とあり、とても迫力のある花です。

宇治平等院とフジ、この絵もなかなか見応えがあります。              フジと言うと、ほとんどが棚を作ってあるフジを思い浮かべると思われますが、当地では棚を作らずに立ち木作りにこだわっているフジがあり見て来ました。

 

 

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🌸 桜が染める山里「吉野」を歩く。 🌸

2013年04月17日 | 春景色

春になれば、山裾から桜色に染め上っていく吉野山。                   その美しい景観と共に訪ねる者の心をとらえて離さないのは、そこに秘められた様々な歴史物語にあるのでしょうか 

平成16年(2004)には吉野山も、その一部とする紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産に登録されました。 

一目で千本見られるという事から各エリアに「千本」と言う名が付けられ、麓から下千本、中千本、上千本、奥千本と呼ぶようです。

下から上へと徐々に開花していくのは、下千本と奥千本で約500mの標高差があり、他よりも長く桜が見られる事でも有名です。

下千本の吉野山観光駐車場に6時50分着。                    さすがこの時間では、人も車も少なく、とても歩き易かった。                 私たちは、桜を見ながらノンビリとまず奥千本を目指した。そして下りながらポイント、ポイントに立ち寄る形をとった。

(かね)の鳥居 通過7時10分。                               この鳥居は室町時代に再建された銅製の鳥居で、山上ヶ岳までに4つある金峯山寺の鳥居の1番目の門。 高さ約8m 

吉野山のシンボルともいえる金峯山寺(きんぷせんじ)蔵王堂を7時15分に通過。

                                                                                                                   帰りにゆっくり参拝した。                                修験道の開祖で役行者(えんぎょうじゃ)が奈良時代に開いたお寺との事です。

本堂の蔵王堂は、役行者が桜の木を刻んだ蔵王権現像を安置したところで、木造建築では東大寺大仏殿に次ぐ大きさだそうです。【国宝】    

 

 

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🌸 吉野山「中千本」 🌸

2013年04月16日 | 春景色

吉野山の桜見物は北から南に向けて近鉄吉野駅から黒門付近までを「下千本」 そして花矢倉の少し下から吉野水分(みくまり)神社辺りまでを「上千本」と言い、その間の標高455mの船岡山西斜面に咲く桜を「中千本」と呼んでいるようである。

金峯山寺(きんぷせんじ)蔵王堂を過ぎて、一路南に向けて登って行くのである。          登りながら船岡山の西斜面に咲く桜の様子を見ながら歩くのも、なかなか楽しい。

中千本は道が左右に分かれており、下千本側から見ると右手は寺院の多いコースで左手は桜を眺めるコースである。                             自分達は行きは左手コースで桜をみながら進み、帰りに右手コースを歩いた。

帰りに時間が有ったので寺院の多いコースを下り、竹林院群芳園に寄って庭園鑑賞をした。                                         群芳園は千利休が作庭し、細川幽斉が改修した池泉回遊式の借景庭園で大和三庭園の1つになっているとの事です。

特徴は武家書院好みで二重集団二重護岸の石組は室町時代の作風を伝え奥庭の池中には七 五 三 の作庭手法により島が配置されており、とても素晴らしかった。

竹林院を出たのが12時15分。                         この時間になると中千本から下千本にかけて人の流れが入り乱れ、場所によっては渦を巻いているようであった。                             バスを待つ人、ロープウェイを待つ人、その列がビックリするほど長くて、体力が無いと花見も出来ないと感じた。

 

 

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🌸 吉野山「上千本」 🌸

2013年04月15日 | 春景色

金峯山寺の蔵王堂を出て、中千本を通過し上千本に向かった。                 花矢倉に8時25分着。   標高600m辺りにある吉野一の展望台です。

眼下には上千本の一部、中千本、そして吉野山のシンボル「蔵王堂」を中心に広がる街並みが一望でき、山一面に咲き誇る桜は絶景です。                      ところが今年は3月が異常に暖かく、桜の開花が早まり、私としては残念な思いであった。

と言うのは2009年4月11日に訪問した時の満開の感動が余りにも大きかったので、今回の桜見物は遅かったと残念な思いをしたのであります。

吉野の桜はシロヤマザクラと言う種類が多く、ソメイヨシノよりも白っぽい花のようです。                                      そのヤマザクラは赤茶系の葉と花がほぼ同時に咲くため、花が赤茶系の葉に押され気味のように感じました。

息を弾ませながら、吉野水分(みくまり)神社に8時40分到着。               今回は御朱印帳を忘れたので、参拝のみを済ませた。 この神社の主神は、水の配分をつかさどる天之水分大神。

“みくまり”から“みこもり(御子守)”となまって、子宝の神として子授けの御利益があるとの信仰も集めているようです。

また、水分神社の社殿は慶長9年(1604年)、豊臣 秀頼によって再建され、桃山時代の建築様式が色濃く残った神社のようです。                         建物自体がカッコ良いと感じ、他の神社では見た事が無く、屋根がとても印象的です。

 

 

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🌸 花の道「千鳥ヶ淵」 🌸

2013年04月01日 | 春景色

東京の花見の名所である『千鳥ヶ淵緑道』を皇居から千鳥ヶ淵そして北の丸公園へと散策して来ました。

お堀の中に散っている花びらも沢山ありましたが、まだまだ十分に見られる状況で、欲を言えば、これで晴れていたら文句なしでした。                         3月30日(土)は花冷えの曇り、少々風もあり手袋が欲しいと感じる陽気でした。

東京駅から正面の行幸通りを進み日比谷通りを左折、日比谷交差点を右折し祝田橋より皇居前広場に入った。                               皇居外苑から皇居東御苑内は外人観光客の方々が沢山見学に見えており、外人の方は桜よりも、日本の歴史に興味があるように感じました。

自分も小学校のバス旅行以来の皇居入りで、皇居前広場から二重橋と伏見櫓の場所と言うか、そこから見える風景がとても懐かしく感じられた。

そこからマラソンランナーと共に内堀通りを北に進み、大手門から皇居東御苑に入り江戸城天守閣跡を見学し北桔橋門を抜け、紀伊国坂から代官町通りへ。          代官町緑道は車道より一段高い所に千鳥ヶ淵を見ながら歩ける散策コースが出来ており、ここから首都高速都心環状線越しに見る千鳥ヶ淵の満開の桜並木が素晴らしかった。  晴れていれば満点の絵が見られた。

千鳥ヶ淵は江戸開府後の江戸城拡張の際、局沢川と呼ばれていた川を半蔵門と田安門の土橋で塞き止めて造られたお堀である。                          代官町通りを境に接する半蔵濠とはかつて繋がっていたが、1900年(明治33年)に道路建設のため埋め立てられ別々のお堀となったようです。

明治31年、当時の駐日大使であったアーネスト・サトウ氏の指示で、英国大使館の庭に桜が植えられた事をきっかけに、少しずつその数を増やしてきた。          千鳥ヶ淵や半蔵濠の土手に並ぶものから、千代田区の管理する千鳥ヶ淵公園の桜までを数え合せると、その数約260本になり、全国的にも有名な桜の名所です。

さくらまつり期間中は千鳥ヶ淵ボート場の営業時間も延長され、ボートに乗って水面から桜のライトアップが堪能できます。 30分 800円  

 

 

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